情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『台糖九十年通史』 【台糖, 1990】

会社名

台糖株式会社 [Taito Kabushiki Kaisha]
[Taito Co., Ltd.]

書誌事項

台糖九十年通史 / 台糖90年通史編纂委員会編
 東京 : 台糖, 1990.09
 373p, 図版7枚 : 挿図 ; 27cm
 注記: Title in romaji: Taito 90-nen tsushi ; 奥付のタイトル: 台糖90年通史 ; 英文社名: Taito Co., Ltd. (p242 定款) ; 制作: 日経事業出版社 ; 装幀: 山崎登 ; レイアウト: 柏倉秀美, 兼高小枝 ; 印刷・製本: 大日本印刷 ; 横組み ; 表紙に社章の型押し ; 年表: p291-370 ; 主要参考文献: p371

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / CiNii Books / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat 1,2 / NDL Search / Webcat Plus / Googleブックス 1,2 / 社史Wiki

社史紹介

1900年(明33)台湾に設立の台湾製糖(株)は、15の製糖工場と4万ヘクタールを超える農地を持ち、従業員5千人超の企業に発展していた。1945年(昭20)の敗戦で台湾の資産は接収され、翌年役員らは戦時中から手掛けたペニシリン事業を継承して東京に新日本興業(のち大東殖産と改名)を設立。1950年(昭25)大東殖産は神戸工場等台湾製糖の内地残余資産を継承し台糖(株)と改名、製糖事業を再開する。砂糖の統制撤廃と需要増加で業績を伸ばし、事業の多角化も進めて発展する。台湾製糖発足からの90年史は前史に創業から台湾製糖の終戦処理までを置き、本史に終戦以降の台糖の沿革を4章にわたって記述。1974年(昭49)の株買占め事件についても触れている。
[2005年(平17)新三井製糖(株)、(株)ケイ・エスと合併し解散、新三井製糖三井製糖(株)と商号変更]

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。