情報資源センター・ブログ

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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『日本ペイント株式会社五十年史』 【日本ペイント, 1949】

会社名

日本ペイント株式会社 [Nihon Peinto Kabushiki Kaisha]

書誌事項

日本ペイント株式会社五十年史 / 日本ペイント株式会社編
 大阪 : 日本ペイント, 1949.12
 126p, 図版11枚 ; 21cm
 注記: Title in romaji: Nihon Peinto Kabushiki Kaisha 50-nenshi ; 奥付の編輯兼発行人: 日本ペイント株式会社内辻太作 ; 印刷: 寺島印刷所 ; 非売品 ; 縦組み ; 裏表紙に商標の型押し ; 見返しに日本ペイント歴史館内部の写真 ; 日本ペイント株式会社五十年略年譜,登録商標総覧: p121-126

社史紹介

東京開成学校でワグネルに化学を学んだ茂木重次郎(もてき・じゅうじろう、1859-1932)は顔料とペイント製造の研究を進め、1881年(明14)東京に光明社を設立し塗料工業を始める。業績を伸ばし1895年(明28)合資会社に改組改称、次いで1898年(明31)には日本ペイント製造(株)と改組する。大阪にも工場を建設し、第一次大戦を機に海外に販路を広げる。1927年(昭2)日本ペイント(株)と改称し、1931年(昭6)本社を大阪に移して業容を拡大。戦災を受けるが戦後復興を果たし、1948年(昭23)には増資をして経営基盤を強化する。
50年史は1-8章が光明社創業からの沿革、9章が社是と経営の特色、10章が資料という構成で、会社のあゆみをコンパクトにまとめている。

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。