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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『日本綿花株式会社五十年史』 【日綿実業, 1943】

会社名

日本綿花株式会社 [Nippon Menka Kabushiki Kaisha]
[Japan Cotton Trading Company, Limited]

書誌事項

日本綿花株式会社五十年史 / 日綿実業株式会社 [編]
 大阪 : 日綿実業, 1943.09
 245p, 図版10枚 ; 26cm
 注記: Title in romaji: Nihon Menka Kabushiki Kaisha 50-nenshi ; 参照タイトル: 日本綿花株式会社50年史 ; 英文社名: Japan Cotton Trading Company, Limited (p[246]) ; 編集兼発行人: 小沢友義 ; 印刷: 木下印刷所 ; 非売品 ; 縦組み ; 見返しに分銅を象った商標 ; 付: 訂正表1枚 ; 日本綿花株式会社五十年史年表: p207-228

外部機関の所蔵データほか

Webcat / CiNii Books / Worldcat / NDL Search / Webcat Plus / Googleブックス 1,2 / 社史Wiki

社史紹介

明治期に勃興した紡績業の原料棉花の輸入は、外国商館に依存していた。政府と紡績業者は渋沢栄一の協力を得てインドに棉花の調査団を派遣し、インド棉輸入を図る。外務書記官として調査に参加した佐野常樹(さの・つねき、1853-1899)は関西の紡績業者らと共に、棉花輸入の自給機関として1892年(明25)日本綿花(株)を大阪に設立。紡績業の発展に伴い世界各国に取引範囲を広げ、食品や雑貨も取扱い発展する。1943年(昭18)日綿実業(株)と改称。
日本綿花時代を扱った50年史は第1編沿革に続き、第2編に海外各地の事業を地域別に記述、第3〜8編に取扱品目や関係会社等の資料をまとめている。
[1982年(昭57)ニチメン(株)と改称、2004年(平16)日商岩井と合併し双日(株)となる]

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。