情報資源センター・ブログ

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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『日本綿業倶楽部五十年誌』 【日本綿業倶楽部, 1982】

団体名

社団法人日本綿業倶楽部 [Shadan Hojin Nippon Mengyo Kurabu]

書誌事項

日本綿業倶楽部五十年誌
 大阪 : 日本綿業倶楽部, 1982.09
 256p, 図版8枚 ; 22cm
 注記: Title in romaji: Nihon Mengyo Kurabu 50-nenshi ; 印刷: 松岡印刷所 ; 非売品 ; 縦組み ; 年譜 (自昭和二年至昭和五十七年): p236-247

社史紹介

綿業の中心大阪に関係者の倶楽部をという、東洋紡績(株)役員の岡常夫(1863-1927)の遺志を継ぎ、大阪の綿業者らは1928年(昭3)(社)日本綿業倶楽部を創立。渋沢栄一は名誉顧問に推される。1931年(昭6)には船場に綿業会館が竣工。会員の親睦活動の他、機関誌『綿業時報』や『内外綿業年鑑』『本邦綿糸紡績史』を次々発行。会館には大日本紡績聯合会が事務所を置き、多くの海外使節団が来館し綿業者と交流する。戦時下1943年(昭18)(社)綿業協会と改称。戦後1950年(昭25)に名称を(社)日本綿業倶楽部と復旧する。会館は占領期に接収されるが、返還後は内外の関係者に大いに利用され、2003年(平15)重要文化財の指定を受ける。
50年史は草創期、非常時下、戦後復興という3つの章からなり、巻末に座談会や回顧録を置いている。
[2012年(平24)一般社団法人へ移行]

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。