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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
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 『横浜と絹の百年』 【横浜生糸取引所, 1994】

会社名

横浜生糸取引所 [Yokohama Kiito Torihikijo]

書誌事項

横浜と絹の百年 / 日本蚕糸新聞編
 横浜 : 横浜生糸取引所, 1994.04
 vii, 238p, 図版2枚 ; 21cm
 注記: Title in romaji: Yokohama to kinu no 100-nen ; 横浜生糸取引所創立100周年記念 ; 印刷: 創造社 ; 縦組み ; 表紙に橋本玉蘭斎画「横浜弌覧之真景」 ; 参考資料: p235

  • 社史・会社に関する各種ID : なし

外部機関の所蔵データほか

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社史紹介

明治以降横浜から積み出される生糸は輸出商品の花形であった。横浜の蚕糸貿易商は生糸価格の安定と需給の円滑化を目的に取引所設立を計画。1894年(明27)蚕糸、製茶、綿布、織物、海産物を対象とした横浜蚕糸外四品取引所が設立。1910年(明43)横浜株式米穀取引所と合併し横浜取引所と改称。戦時下蚕糸業の縮小により経営悪化し1943年(昭18)解散。戦後GHQは蚕糸業復興を支援し生糸取引が再開、1951年(昭26)横浜生糸取引所が創立される。
明治期の取引所開設からの100年史は開国から昭和前期の生糸貿易最盛期に重点をおき、蚕糸取引業の歩みを簡潔にまとめたもの。
[1998年(平10)前橋乾繭取引所と合併し横浜商品取引所となる(現(株)東京穀物商品取引所。2009年(平21)生糸取引は休止)]

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。