『青淵』第766号（2013.01）

渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』の最新号が刊行されました。
渋沢栄一および財団関連記事は以下の通りです。

• 【渋沢栄一のことば】 …… 表紙裏
  • 『渋沢栄一訓言集』より
    ○　余の安心立命は、論語すなわち仁義道徳である。これ実に余の守本尊で、終身渝（かわ）らざる金科玉条である。運命とか僥倖（ぎょうこう）とかいう道理以外の禍福は余の毫（ごう）も心に関せざるものである。
    　古来智識も人に勝れ、勉強も他に劣らぬ人でも、それに応ずるだけの報酬なきばあいもあり、また何事も凡庸と思う人でも、案外に発達した人もある。かくのごときは、その人の運命と見なければならない。されど人はかかることに留意せずして、一意仁義道徳を根拠として、もって世に処すべきものである。
• 年頭のご挨拶 : 興味、関心が高まる渋沢栄一の思想 / 渋沢雅英　…… p.2
• 【読者のコーナー】 教えて下さい　…… p.4
• 現代の渋沢栄一たち : 経営者インタビューシリーズ（五）「新しい世の中を切り開くのは常に事業家と投資家です」 / 澤上篤人、守屋淳（聞き手）　…… p.10-15
• 渋沢栄一関連会社社名変遷図　〔53〕蚕糸絹織業 A　…… p.35
• 大冤魂を天下後世に申雪する : 『徳川慶喜公伝』「自序」を読む / 小林敏男　…… p.36-39
• 【渋沢財団 史料館だより】 No.356 渋沢敬三の夢　…… p.46-47
• 【史料館の窓】 青淵文庫での執務　…… p.48
• 【表紙絵のことば】 世界無類の謁見法　小山正太郎画（明治42年）　…… 裏表紙裏