渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』の最新号が刊行されました。
渋沢栄一および財団関連記事は以下の通りです。
- 【渋沢栄一のことば】 …… 表紙裏
- 峯寒松 栄一
吹き荒れし夜半(よわ)の木がらし音たえて
月かげ寒し峯の松が枝(え) (明治三七年)- 『渋沢栄一訓言集』より
○ 自分は僅かに現状を維持しているとして、他人もまた同様なればよいが、人は進んで止まぬのが世の常であるから、結局現状維持は、取りも直さず自分が退歩する勘定になるのである。
○ その始め毛一筋の差が、終に千万里の差を生ずることがある。ゆえに人は撓(たわ)まず、倦(う)まず、不断の進歩を要する。しかしまたその間に秩序あり、階級あることを忘れてはならない。俗諺(ぞくげん)にも沙弥(しゃみ)は一躍して長老になれるものでないと言っているから、秩序正しく順を追って進まねばならない。- 現代の渋沢栄一たち : 経営者インタビューシリーズ(六)「渋沢栄一の時代から今日まで、人の“えにし”が帝国ホテルを作ってきました」 / 小林哲也、守屋淳(聞き手) …… p.10-15
- 太平洋セメント(株)のルーツを築いた渋沢栄一 / 金子祐正 …… p.38-41
- 渋沢栄一関連会社社名変遷図 〔54〕蚕糸絹織業 B …… p.42
- 【「せいえんひろば」財団トピックス】 「論語とそろばん」セミナー2012 …… p.43
- 【渋沢財団 センターだより】 No.357 『渋沢栄一を知る事典』刊行とこれから …… p.47-46
- 【史料館の窓】 企画展「渋沢栄一と王子製紙株式会社」 …… p.48
- 花の魁は梅花でござります …… 裏表紙