渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』の最新号が刊行されました。
渋沢栄一および財団関連記事は以下の通りです。
- 【渋沢栄一のことば】 …… 表紙裏
- 窓早梅 栄一
寒けれど窓は閉ざさじ香に匂ふ
軒端の梅は咲き初めにけり (明治三七年)- 『渋沢栄一訓言集』より
○ 些事(さじ)と思ったことが、後日大問題となりて、ついに大失敗を招くことは間々ある習いなれば、小事にも速断は戒むべきものである。
○ 事の大小によりてあまりにその処置を軽重するは、甚だしき誤りで、失敗を招く基である。
総じて人は窮苦の際には心自ら引き締りて、油断なきゆえその事成りて、その名も揚がることを得るも、得意の時は心みずから驕りて油断し易く、あたかも些細なる事を扱うがごとくおろそかになって、思わぬ失敗を招くことがある。ゆえに事は大小となく、満身の注意、精細の思慮を要する。- 現代の渋沢栄一たち : 経営者インタビューシリーズ(七)「信用を取り戻すには“まろ”を高めることです」 / 竹田和平、守屋淳(聞き手) …… p.8-13
- 渋沢栄一関連会社社名変遷図 〔55〕綿業 B …… p.33
- 渋沢平九郎の首級図 : 新資料発見 / 奥田豊 …… p.34-39
- 【渋沢財団 研究部だより】 No.358 …… p.47-46
- 【史料館の窓】 文化財を災害から守ろう! …… p.48
- 企画展 渋沢栄一と王子製紙株式会社 : 国家社会の為に此の事業を起す …… 裏表紙