情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『資生堂百年史』 【資生堂, 1972】

会社名

株式会社資生堂 [Kabushiki Kaisha Shiseido]

書誌事項

資生堂百年史 / 資生堂 [編]
 東京 : 資生堂, 1972.06
 223p : 挿図, 肖像 ; 29cm
 注記: Title in romaji: Shiseido hyaku-nenshi ; 印刷: 凸版印刷, 大日本印刷 ; 縦組み ; 表紙に椿をデザイン

社史紹介

1872年(明5)東京銀座に洋薬薬局として創業し、1897年(明30)から化粧品製造販売を始めた資生堂は、福原信三(ふくはら・しんぞう、1883-1948)社長の元で1915年(大4)経営の主体を薬品から化粧品に転換。合資会社を経て1927年(昭2)株式会社に改組、販売組織を整え内外に発展する。戦後は経営近代化を進め、常に最高の品質を追求するとともに消費者との共存共栄を目指している。
85年史に続くこの100年史は、巻頭に5項目の経営理念と西欧文化吸収の窓口である銀座の写真を配置。本文は沿革を10章にまとめ、製品や広告宣伝物のカラー写真をふんだんに取り入れた編集。巻末資料も各項目を視覚的にわかりやすく表現している。

目次

項目ページ
資生堂の五大主義1
刊行のことば2
東京銀座資生堂5
資生堂百年史
  第一章 銀座に創業する14
  第二章 化粧品業界に進出する41
  第三章 化粧品業に専念する56
  第四章 販売組織を確立する74
  第五章 販売組織を拡げる94
  第六章 戦禍に耐える110
  第七章 苦難を克服する126
  第八章 経営近代化に努める140
  第九章 海外市場を拡げる159
  第十章 消費者とともに歩む182
創業百年を迎えた資生堂200
資料202

参考リンク

更新履歴

2013.05.22:参考リンクに『資生堂宣伝史』を追加
*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。