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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『資生堂宣伝史. 1 歴史・2 現代・3 花椿抄』 【資生堂, 1979】

会社名

株式会社資生堂 [Kabushiki Kaisha Shiseido]

書誌事項

資生堂宣伝史. 1 歴史・2 現代・3 花椿
 東京 : 資生堂, 1979.07
 3冊 ; 29cm
 注記: Title in romaji: Shiseido sendenshi ; 印刷: 大日本印刷 ; 製本: 共同印刷 ; 3冊同箱入 ; 1:243p, 2:230p, 3:188p ; 縦組み ; 見返しに包装紙の図柄

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC 1,2,3 / CiNii Books / 神奈川県立川崎図書館 1,2,3 / Worldcat 1,2,3,4,5,6 / NDL Search / Webcat Plus 1,2,3 / Googleブックス 1,2 / 社史Wiki

社史紹介

化粧品製作に独特の美を追求してきた資生堂の、宣伝部門の発展史を3冊にまとめたもの。1「歴史」では1872年(明5)の創業から1960年(昭35)までを時代順に追い、意匠部が発足した1916年(大5)以降を詳細に記述。宣伝表現の基本に使用した「女性像」と「唐草」は特に章を立てている。巻末に人名索引付。2「現代」ではキャンペイン方式の宣伝を始めた1961年(昭36)以降の、新聞雑誌広告や製品デザイン等の制作物写真を掲載。3年ごとにまとめた略史を間に挟む。担当した歴代宣伝部員28名の寄稿と、コミュニケーションの研究者4名の座談会も載せ、巻末に制作者や催事等の一覧付。3「花椿抄」は、1924年(大13)に『資生堂月報』として創刊され『資生堂グラフ』を経て『花椿』と改称したPR誌からの抜粋記事。500冊以上の中から約120の寄稿を選び、挿絵やグラビア写真と共に年代順に再録している。既刊の85年史と100年史に対し、この宣伝史は部門史の位置づけ。

目次(抜粋)

資生堂宣伝史. 1 歴史』(資生堂、1979)

項目ページ
刊行に寄せて巻頭
1 福原信三と二十世紀の進行 明治5年―大正4年9
2 資生堂意匠部と資生堂デザイン 大正5年―大正14年27
3 資生堂デザインの確立 大正15年―昭和10年59
4 資生堂意匠部の多彩な制作 昭和11年昭和15年97
5 イラストレーションにみる女性像127
6 唐草、その限りないバリエーション153
7 資生堂意匠部の衰退 昭和16年―昭和20年167
8 資生堂宣伝部とその活動 昭和21年―昭和35年181
人名索引巻末

資生堂宣伝史. 2 現代』(資生堂、1979)

項目ページ
作品5
  現代篇略史(1) 昭和三十六年―三十八年13
  現代篇略史(2) 昭和三十九年―四十一年25
  現代篇略史(3) 昭和四十二年―四十五年47
  現代篇略史(4) 昭和四十六年―四十八年61
  現代篇略史(5) 昭和四十九年―五十四年89
年表113
寄稿集 私のあの頃157
座談会 知る・知らせる・知らせない / 鶴見俊輔, 外山滋比古, 西江雅之, 山本明185
索引・資料228
あとがき229
協力者リスト230

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。