渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』の最新号が刊行されました。
渋沢栄一および財団関連記事は以下の通りです。
- 【渋沢栄一のことば】 …… 表紙裏
- 甥・渋沢元治のベルリン留学を祝いて 栄一
あだに咲く花は色よく見ゆるなり
ことばの林こころせよきみ （明治三五年）- 『渋沢栄一訓言集』より
○ 今の学生はとかく形式を先にしてみずから任ずる観念が少ないように見える。ゆえに世に出て、物に接して、はじめてその難きを知ることが多い。これ修学の方法を誤った弊である。
○ 実際の好果を目的とする学び方は、机上の論理を講ずるに比較すると見栄えの悪いことはまぬがれ難いものである。
学問とは読書ばかりを言うのではない。実際の事物に当たりて事を処理するのが学問の本義である。論語に「民人アリ、社稷（シャショク）アリ、何ゾ必ズシモ書ヲ読ミテ然ル後学トセン」とあるはこれを言うのである。- 紺碧の空 : 青淵の里にて / 飛高敬 …… p.7
- 渋沢栄一と東京駅駅舎復原に想う / 金子祐正 …… p.22-25
- プロフェッションとビジネス倫理観に関する一考察 / 吉田豊 …… p.29-31
- 渋沢栄一関連会社社名変遷図 〔59〕硝子製造業 …… p.35
- 渡辺嘉一物語 （3） / 三浦基弘 …… p.36-39
- 【「せいえんひろば」財団トピックス】企画展「渋沢栄一と王子製紙株式会社」関連講演会を開催 …… p.43
- 【渋沢財団 史料館だより】 No.362 渋沢敬三没後五〇年 …… p.46-47
- 【史料館の窓】 旧渋沢庭園はパワースポット …… p.48
- 青淵文庫で聴くファミリーコンサート＆たてものレクチャー …… 裏表紙
