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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『銀行 : 源流と進展 : 百周年記念誌』 【京都銀行協会, 1981】

会社名

京都銀行協会 [Kyoto Ginko Kyokai]

書誌事項

銀行 : 源流と進展 : 百周年記念誌 / 京都銀行協会編纂
 京都 : 京都銀行協会, 1981.11
 xiii, 384p, 図版1枚 ; 22cm
 注記: Title in romaji: Ginko : genryu to shinten : hyaku-shunen kinenshi ; 印刷: 河北印刷 ; 非売品 ; 縦組み ; 表紙は絹織物 ; 年表: p[269]-352 ; 京都府下本店銀行の設立と沿革: p353-360 ; 参考文献: p381

外部機関の所蔵データほか

CiNii Books / NDL Search / Webcat Plus / Googleブックス / 社史Wiki

会社沿革と社史メモ

1881年(明14)京都にある国立銀行等8行が、銀行団体である京都同盟銀行を結成し、手形交換業務を開始。加盟銀行の増加と日清戦争後の経済界発展に対応するため、1898年(明31)京都同盟銀行は解散し新たに京都銀行集会所が創立。1930年(昭5)社団法人に改組。1945年(昭20)各地の銀行団体は終戦後の新組織に移転し、京都銀行集会所も改組して(社)京都銀行協会が設立。
同盟銀行結成からの100年を記念して刊行された本書は3編からなり、第1編で平安時代から三井、小野、島田組の興隆に至る京都の金融業の歴史を記述、第2編で明治以降の100年の歩みをまとめ、第3編は資料。第1編は東京銀行協会の月刊誌『銀行倶楽部』に連載した「金融業の源流を訪ねて」に加筆修正したもの。京都で保管され戦火を免れた膨大な資料を基にしている。
[2012年一般社団法人に移行]
[渋沢栄一は1910年(明43)に京都銀行集会所で演説をした]

目次(大項目のみ)

項目ページ
口絵
序 / 井上太一
まえがき / 小杉友三郎
第1編 金融業の源流と京都
  第1章 金融業の起源3
  第2章 渡来銭と通貨政策43
  第3章 金融業の進展67
  第4章 銀行の誕生とその発展131
第2編 京都銀行協会百年の歩み
  第1章 京都同盟銀行時代(明治14年明治31年179
  第2章 京都銀行集会所時代(明治31年〜昭和20年)182
  第3章 京都銀行協会時代(昭和20年〜昭和56年)210
第3編 資料
  社団法人京都銀行協会定款254
  京都銀行倶楽部規則261
  京都手形交換所参加銀行一覧265
  年表269
  京都府下本店銀行の設立と沿革353
  社員銀行の京都地区沿革系統図361
  諸統計(預金、貸出、手形交換高等)377
編集後記383

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。