渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』の最新号が刊行されました。
渋沢栄一および財団関連記事は以下の通りです。
- 【渋沢栄一のことば】 …… 表紙裏
- 汽車の白河を過ぐるときに 栄一
秋風のむかしのせきの白河を
みるまに過ぐるまかね路のたび (明治二八年)- 『渋沢栄一訓言集』より
○ よく事に通じて、勤勉であっても、目的通りに事の運ばぬばあいがある。これはその機のいまだ熟せず、その時のいまだ到らぬのであるから、ますます勇気を鼓して忍耐しなければならない。
○ 『斉一変セバ魯ニ至ラン。魯一変セバ道ニ至ラン』と孔夫子は言われたが、いかなる国家でも、いかなる人間でも、進歩向上を怠らなければ道理に適う国家ともなり、人間ともなり得られるものである。
機会というは、不思議なもので、これに遭遇すれば、一足飛びに斉から道に至る例もある。明治維新のごときは、すなわちそれである。- 現代の渋沢栄一たち : 経営者インタビューシリーズ(10)「地球をインキュベーションするような国に、日本をしたい」 / 榊原健太郎, 守屋淳 …… p.8-13
- 我が国の興信所の創業者渋沢栄一と後藤武夫 / 金子祐正 …… p.30-33
- 渋沢栄一関連会社社名変遷図 〔73〕土地会社 …… p.37
- 的確なる現実認識・公正なる国際感覚 : 渋沢栄一翁の講演速記「所感」(大正11年4月23日於加須小学校)を読む / 小林敏男 …… p.38-41
- 【「せいえんひろば」財団トピックス】第213回会員総会を開催 ; 第31回渋沢・クローデル賞表彰式 …… p.42-43
- 【渋沢財団 研究部だより】No.376 儒教と企業家精神の研究交流 : 日中韓三国関係の改善を目指して …… p.47-46
- 【史料館の窓】 家庭百科事典の中に栄一の言葉?! …… p.48