情報資源センター・ブログ

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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『紡協百年史 : 紡績協会創立100年記念』 【日本紡績協会, 1982】

会社名

日本紡績協会 [Nippon Boseki Kyokai]

書誌事項

紡協百年史 : 紡績協会創立100年記念
 大阪 : 日本紡績協会, 1982.10
 159p, 図版[1]枚 ; 26cm
 注記: Title in romaji: Bokyo hyakunenshi : Boseki Kyokai soritsu 100-nen kinen ; 印刷: 大信印刷 ; 横組み ; 定価1500円

会社沿革と社史メモ

 明治期各地に設立された紡績会社は技術と経営の知識経験を相互に交換するため、1882年(明治15)大阪に紡績聯合会を結成。1888年(明治21)大日本綿糸紡績同業聯合会、1902年(明治35)大日本紡績聯合会と改称。綿糸紡績に関わる内外事情を紹介する月報を刊行し、綿花綿糸輸出入税減免に関する運動や操短に取り組むなど、紡績業の興隆に伴い業界の発展に寄与する。戦時体制を経て1946年(昭和21)発足の日本紡績同業会が事業を継承し、1948年(昭和23)日本紡績協会となる。
 紡績聯合会設立から100年を記念して出版された本書は、「戦前の大日本紡績聯合会」「戦時体制下の紡聯活動と大日本紡績聯合会の解散」「日本紡績協会の世代」の3部からなる。紡績業の業界団体として取り組んだ種々の事業を、図表を取り入れて時代ごとに簡潔にまとめている。執筆は紡協元専務理事有田円二。
[渋沢栄一は本会に相談役として、また東京商業会議所会頭として輸出入税免除請願などに関わった]

目次

項目ページ
昭和7年竣工間もない頃の綿業会館 [口絵]巻頭
「紡協百年史」の出版に当って / 日本紡績協会会長田中敦1
目次3
紡聯100年をかえりみて / 有田円二7
第1部 戦前の大日本紡績聯合会11
  第1節 紡聯組織の成立と初期の事業11
  第2節 操短と輸出促進策17
  第3節 綿花輸入税・綿糸輸出税撤廃の運動23
  第4節 印綿回漕契約25
  第5節 職工争奪防止問題27
  第6節 その他の紡聯活動31
  第7節 戦前における国際問題36
第2部 戦時体制下の紡聯活動と大日本紡績聯合会の解散51
  第1節 綿業統制と紡聯の対応52
  第2節 紡績企業の整備と統合57
  第3節 大東亜共栄圏構想と紡聯66
  第4節 大日本紡績聯合会の解散77
第3部 日本紡績協会の世代83
  第1節 日本紡績協会-その発足と変遷83
  第2節 戦前と戦後-新しい環境92
  第3節 紡績設備の復元から構造問題まで94
  第4節 原綿をめぐる諸問題110
  第5節 輸出の復興と国際問題122
  第6節 戦後における不況と国内諸対策142
  第7節 日本紡績協会の労務問題154

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。