渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』の最新号が刊行されました。
渋沢栄一、渋沢敬三および財団関連記事は以下の通りです。
- 【渋沢栄一のことば】 …… 表紙裏
- 郭公 栄一
もの思ふたそがれ時のひと声に
さびしさそはる山ほとゝぎす (明治三七年)- 『渋沢栄一訓言集』より
○ 社会が秩序的になり人びとがみな沈着の態度になると、発達すべき事物も、一時停滞の現象をあらわすことがある。これ元気の消沈であるから、元気は常に鼓舞して、旺盛ならしめねばならない。
○ 政府万能主義で、何事も政府に依頼せんと欲するは、国民一般の元気なき表徴であって、腑甲斐(ふがい)なき至りといわねばならない。
○ 国民の元気が振興すれば、その国勢が振興し、一身の元気が振興すれば、その家道が昌盛する。
○ 元気とは道義に基づきて、活動することにて、冒険的に猛進するの謂(い)いではない。野猪的に突進し法に触れ罪に陥(おちい)るを顧みざるがごときは、暴虎馮(ひょう)河の勇にして取るに足らぬものである。- 竜門社会員総会のお知らせ …… 巻頭
- 【随想】 偉大な先駆者たち / 久留都茂子 …… p.2-3
- 【新刊紹介】 由井常彦・武田晴人編『歴史の立会人 : 昭和史の中の渋沢敬三』 …… p.7
- 『渋沢敬三と竜門社―「伝記資料編纂所」と「博物館準備室」の日々』執筆の記 / 大谷明史 …… p.34-36
- 渋沢栄一関連会社社名変遷図 〔82〕電気 C …… p.37
- 『青淵先生演説撰集』より 第一銀行五十年の回顧 …… p.38-41
- 【「せいえんひろば」財団トピックス】 企画展『近代紡績のススメ―渋沢栄一と東洋紡―』の関連シンポジウムを開催 …… p.42-43
- 【渋沢財団 研究センターだより】 No.385 1 二つのシンポジウム(大阪と東京) / 2 日韓中米企業家精神比較研究プロジェクト …… p.47-46
- 【史料館の窓】 思いを受け継ぐ企業 …… p.48
- Museum shop 新商品の紹介 …… 裏表紙
- 機関誌『青淵』
〔財団概要|公益財団法人渋沢栄一記念財団〕
http://www.shibusawa.or.jp/outline/seien/