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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『社会福祉法人愛の家五十年史』 【愛の家, 1974】

団体名

(福)愛の家 [Shakai Fukushi Hojin Ai no Ie]

書誌事項

社会福祉法人愛の家五十年史
 [東京 : 愛の家, 1974]
 21p ; 22cm
 注記: Title in romaji: Shakai Fukushi Hojin Ai no Ie goju-nenshi ; タイトル情報源: 表紙 ; 年表: p2-4

解題

 1923年(大正12)の関東大震災で罹災した女性と母子保護のため、早大教授煙山専太郎夫人の煙山八重子(けむやま・やえこ、1881-1955)、その友人塚原はま子、新渡戸稲造養女の新渡戸コト(琴子)の3人は「愛の家」を創立し募金運動を開始。大震災善後会などの援助を受け巣鴨バラックを建設、罹災女性と母子を保護し、授産事業も行う。1925年(大正14)北区滝野川に移転、組織を整備し渋沢栄一らを顧問に迎え、保育事業や日曜学校も始める。1935年(昭和10)に豊島区東長崎に土地を購入し再移転、滝野川支部として存続したが戦争末期に閉鎖。戦後は戦災者も受け入れて救援活動を継続し、1948年(昭和23)財団法人、1952年(昭和27)に社会福祉法人となる。
 本書は創立からの50年史で、概況と活動状況を簡潔にまとめた年表や、数々の事業写真を掲載し、小冊子ながらキリスト教的奉仕と献身に支えられた活動の歩みをわかりやすくまとめている。

目次

項目ページ
序 / 理事長 新渡戸コト巻頭
[口絵]1
社会福祉法人愛の家五十年史表2
創立・上富士時代5
   1923(大12年)5
滝野川時代6
   1925(大14年)6
   1933(昭8年)6
東長崎・滝野川時代7
   1935(昭10年)7
   1937(昭12年)8
   1940(昭15年)8
   1941(昭16年)9
   1944(昭19年)9
復興―東長崎時代11
   1945(昭20年)11
   1948(昭23年)11
   1955(昭30年)12
   1958(昭33年)13
再建に向って14
   1965(昭40年)14
   1967(昭42年)14
   1968(昭43年)14
   1969(昭44年)15
創立50年17
   1974(昭49年)17

デジタル版『渋沢栄一伝記資料』関連綱文

参考リンク