渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』第837号(2018.12)が刊行されました。
渋沢栄一および財団関連記事は以下の通りです。
- 【渋沢栄一のことば】 …… 表紙裏
- 歳暮木枯 栄一
年浪の立つ音高くなりぬらん
吹きすさびたる木枯の末 (明治三六年)- 徳川慶光公御一家招宴 飛鳥山邸(昭和4年12月1日) (『渋沢栄一伝記資料』別巻10より)[写真]
- 『渋沢栄一訓言集』より
○ およそ人は理想的にいえば、深沈にして機敏、機敏にして深沈、よく静と動とを兼ね、水も山もともに楽しむ者とならねばならない。
○ 余には山水に対する執着もなければ、博物美術などの嗜好もない。ただ何よりも愉快に感ずるは、論語の話や、公共的事業に奔走することである。
○ 余はいかに老齢になっても、優悠としてその日を送ることは、絶対にできぬから、あくまでも享楽主義を排斥するのである。
○ 余は鞆津(とものつ)の仙酔島(せんすいじま)の景色や、耶馬溪(やばけい)の景色よりも、十勝(とかち)の平原のごとき大陸的風景を好むものである。しかしそんな風景を観るよりは、さらに慈善事業などのために力をつくすことが、無上の快楽である。- 【随想】 明治維新と会社起業 / 水野滋 …… p.4-6
- 【渋沢・クローデル賞】 作品を書きかえ続ける詩人(第三五回《二〇一八年度》渋沢・クローデル賞 奨励賞) / 鳥山定嗣 …… p.28-31
- 渋沢栄一関連会社名・団体名変遷図〔104〕一般教育A …… p.39
- 『青淵先生演説撰集』より : 二松学舎と予 …… p.40-41
- 雑誌に見る渋沢栄一. 『家庭』より「女子高等教育に対する諸名家の意見 九」 …… p.43
- 【渋沢財団 研究センターだより】 No.424 『論語と算盤』読書会第8期始動!/『渋沢栄一と「フィランソロピー」』研究会の開催/研究センターの主な行事予定(2018年12月〜2019年2月) …… p.47-46
- 【史料館の窓】 渋沢平九郎の遺書 …… p.48
- 『渋沢栄一を知る事典』 この1冊で“渋沢栄一”の全てがわかる!財団による解説書。 …… 裏表紙
- 機関誌『青淵』
〔財団概要|公益財団法人渋沢栄一記念財団〕
https://www.shibusawa.or.jp/outline/seien/