情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

『青淵』第840号(2019.03)

渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』第840号(2019.03)が刊行されました。
渋沢栄一および財団関連記事は以下の通りです。

  • 【渋沢栄一のことば】 …… 表紙裏
    • 窓早梅   栄一
      日おもての窓さしのぞく梅が枝に
         かぞふるばかり見ゆる初花   (明治三七年)
    • 海外植民学校第3回卒業生 飛鳥山邸(大正10年3月) (『渋沢栄一伝記資料』別巻10より)[写真]
    • 『渋沢栄一訓言集』より
      ○ 理解力あり、記憶力あり、思慮といい、健康といい、社会に立ち得るからは、老人なりとて、空しく月日を送るは、人の本分にもとるものと言わねばならない。
      ○ 人はその生命の有らん限りは精神の存在者であって、肉塊の存在者とはなりたくない。まだあの人は生きているかと言われるのは、これ実に肉塊の存在者である。
      ○ 余はすでに銀行頭取は辞職して、実業界から引退したが、国民たることは辞職できぬものと思っているゆえに、今後はさらに、社会事業のため老躯(ろうく)をひっさげて、一意専心尽瘁(じんすい)しようと思っている。
      ○ 既往を顧みれば、後悔する点がすこぶる多い。しかしその後悔が己(おの)れを奮起せしめる動機となることも、また少なくはない。
  • 国際的な青年交流と人材育成への取り組み / 川上和久 …… p.26-28
  • 渋沢栄一関連会社名・団体名変遷図〔107〕演劇・美術 …… p.41
  • 【「せいえんひろば」読者のコーナー】 疎開の思い出 …… p.42
  • 【「せいえんひろば」財団トピックス】 「論語とそろばん」セミナー2019を開催/加茂支部の支部長が交代 …… p.42
  • [常務理事新任のご挨拶] ……p.43
  • 【渋沢財団 研究センターだより】 No.427 『渋沢栄一と「フィランソロピー」』シリーズ研究会の開催/倉敷シンポジウムの開催/「論語とそろばん」セミナー2019の開催 …… p.47-46
  • 【史料館の窓】 春の夢 …… p.48
  • 渋沢栄一はその先を見ている : 渋沢史料館 [渋沢史料館広告] …… 裏表紙