情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

『青淵』第875号(2022.02)

渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』第875号(2022.02)が刊行されました。
渋沢栄一および財団関連記事は以下の通りです。

  • 見つけよう、「渋沢栄一」。渋沢栄一デジタルアーカイブ [情報資源センター広告] …… 表紙裏
  • 【渋沢栄一のことば】 …… p.2
    • 宮中賜餐2 車中 右は渋沢敬三 (昭和4年12月19日) (『渋沢栄一伝記資料』別巻10より)[写真]
    • 『渋沢栄一訓言集』より
      ○ 人は死ぬまで同じ事をするものではない。理想に由って生きるのが、趣味ある人の行動である。
       ここに余が経歴を語らんに、余は青年の頃は階級制度の弊を慨し、どうかしてこの制度を打破し、内は貴賤の別を正し、外は欧米諸国より侮りを受けぬようでなくてはならぬと思い、身を捨てて国家に殉ぜんと覚悟した。これ余が門出の理想であった。星移り物変り、文明の世となってからは余の理想も一変した。すなわち物質的文明を進めて、国の富を増さねばならない。それには合本会社を起し、実業を振興し、もって官尊民卑の弊を矯めねばならぬと覚悟して努力したのもまた理想に基づいたのである。このような理想の権化となったわが身の、死に至るまで、同じありさまに在るは、すなわち理想に局限の無いためである。今や余生も少なくなったから、今後はもっぱら精神界につくすつもりである。
  • 社会を支える「民」の育成と渋沢栄一 : 渋沢栄一と「フィランソロピー」6 [広告] …… p.7
  • 栄一の運命を導いた三賢人との邂逅 / 小久保錦一 …… p.13-17
  • 渋沢栄一翁と女子教育 / 高橋豊 …… p.18-20
  • 名前の話あれこれ・その2 : 通字・偏諱・法名・本姓など / 沢出晃越 …… p.34-36
  • 雑誌・書籍に見る渋沢栄一. 『大観』より「軽率の亜流たることなかれ」 …… p.40-42
  • お知らせ 「論語とそろばん」セミナー2022 …… p.43
  • 【渋沢財団 情報資源センターだより】 No.460 コロナ禍における企業アーカイブズ支援 : 出版活動・国内外連携に協力 …… p.47-46
  • 【史料館の窓】二〇二二年一月の渋沢史料館 …… p.48
  • 『渋沢栄一を知る事典』 この1冊で“渋沢栄一”のすべてがわかる!財団による解説書。 [広告] …… 裏表紙