会社名/沿革
- 鹿島建設株式会社 [Kajima Kensetsu Kabushiki Kaisha]
[Kajima Corporation]
1840(天保11)年、鹿島岩吉により創業。1880(明治13)年、鹿島岩蔵を初代組長として鹿島組が創立。江戸時代から続けていた建築業に加え鉄道工事を請け負うようになる。1909(明治42)年にはダム、発電所工事に進出。1930(昭和5)年、株式会社鹿島組設立。全国の建築・土木工事にかかわり、災害や戦災の復旧工事にも従事している。1947(昭和22)年、鹿島建設株式会社に改称。
社史メモ
社内報『KAJIMA』に連載し、その後同社ホームページで公開しているコンテンツ『鹿島の軌跡 : 歴史の中から見えてくるものがある』をまとめて、加筆再編集したもの。本編は人、建築、鉄道などテーマ別の全6章構成。巻頭には「渋沢栄一と鹿島岩蔵」を掲載している。
栄一メモ
鹿島岩吉・岩蔵親子は、渋沢栄一が設立にかかわった抄紙会社の王子工場建設を請け負っている。岩蔵は工場の建設場所選定にもかかわり、のちに同社の監査役、取締役も務めた。栄一が朝鮮半島でかかわった京仁鉄道、京釜鉄道の工事では鹿島組が施工に加わっている。
- 第1章 鹿島を支えた人々 : 見えてくる実業家としての鹿島岩蔵
- 渋沢栄一と鹿島岩蔵(p8-15)
- 渋沢栄一[写真](p8)
- 渋沢栄一[写真](p10)
- 渋沢栄一と鹿島岩蔵(p8-15)
- 第2章 洋館の鹿島、鹿島の建築
- 建築再生 : 洋館から鉄道請負、そして再び建築へ
- 日本初の上白糖を製造した工場(p91-92)
- 建築再生 : 洋館から鉄道請負、そして再び建築へ
- 第4章 世界の各地で
- 明治期の旅券 : 持ち主の人生と韓国での鉄道工事
- 「鉄道の鹿島」、朝鮮半島へ(p192-193)
- 何度も現場を訪れた鹿島精一(p194-195)
- 明治期の旅券 : 持ち主の人生と韓国での鉄道工事
- 人物索引
- 渋沢栄一 (p321)
書誌事項など
鹿島の軌跡 : 歴史の中から見えてくるものがある / 小野一成, 伊東孝, 倉方俊輔監修
東京 : 鹿島建設 : 2021.10
335p ; 30cm
注記: 装幀・本文デザイン: 細根デザイン事務所 ; 制作: Kプロビジョン ; 非売品 ; 横組み
- 社史・会社に関する各種ID : 『主要企業の系譜図』図番号: 3.1-11 / 『企業名変遷要覧』企業番号: 0749
- 外部機関の所蔵データほか : NDL ONLINE / CiNii Books / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat / NDL Search / Googleブックス / 社史ウィキ
参考リンク(沿革、外部紹介記事など)
- 沿革|企業情報
〔鹿島建設株式会社〕
https://www.kajima.co.jp/prof/history/index.html(2022年4月27日確認) - 鹿島の軌跡
〔鹿島建設株式会社〕
https://www.kajima.co.jp/gallery/kiseki/index-j.html(2022年4月27日確認)