渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』第878号(2022.05)が刊行されました。
渋沢栄一および財団関連記事は以下の通りです。
- 見つけよう、「渋沢栄一」。渋沢栄一デジタルアーカイブ [情報資源センター広告] …… 表紙裏
- 【渋沢栄一のことば】 …… p.2
- 国際聯盟協会理事会 (昭和5年11月5日) [(『渋沢栄一伝記資料』別巻10より)][写真]
- 『渋沢栄一訓言集』より
○ 人格は国家生存の根本である。品位高尚にして、理財の道に通じ、道心堅固にして、道徳の実行者たらば、真実に国家、社会のためになる人、すなわち人格ある人といい得るのである。
いかに品位が高尚なればとて、国家のために、実益をなさざる学者や空論家ばかりでは、国家はたちまち貧乏に陥ってしまう。さりとて国家生存の利益を図るとしても、ただその私利のみを主とする人は、また国家の発達を害するものである。
○ 人格には、血もあり、涙もあり、かつ、逞しき精神を持たなければならぬはもちろんであるが、要するにその中に至誠が籠っておらぬと、完全な人格とは言い得ない。すなわち至誠をもってすべての事に当たり、而して言語を慎み、善悪の弁別を誤らぬ等、種々の美徳が総合して、はじめて完全なる人格となり得るのである。一言もってこれを蔽えば、至誠は人格の根本である。- 【随想】お代官様は悪人ばかり? / 戸沢洋平 …… p.4-6
- 写真でつながる渋沢栄一 : 「渋沢栄一フォトグラフ」公開まで / 金甫栄, 橋本雄太 …… p.10-12
- 晩香舎烏雄の俳句 / 奥田豊 …… p.13-15
- 渋沢栄一と公共哲学 / 長坂寿久 …… p.22-24
- 渋沢史料館 館長交代のお知らせ …… p.41
- 【「せいえんひろば」 読者のコーナー】桃井可堂の案内板設置/お詫びと補足 …… p.42
- 新規書籍 渋沢栄一とフィランソロピー 7 渋沢栄一はなぜ「宗教」を支援したのか : 「人」を見出し、共鳴を形にする [広告] …… p.43
- 【渋沢財団 情報資源センターだより】 No.463 2021年度を振り返る : デジタル・データの利活用/教育現場へのアプローチ/情報資源センターの事業スタイルへの注目 …… p.47-46
- 【史料館の窓】 協賛者様のご紹介 …… p.48
- 開館40周年企画展 一点一話 [渋沢史料館広告] …… 裏表紙
- 機関誌『青淵』
〔財団概要|公益財団法人渋沢栄一記念財団〕
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