会社名/沿革
- 株式会社十八銀行 [Kabushiki Kaisha Juhachi Ginko]
[The Eighteenth Bank, Limited]
1877(明治10)年、第十八国立銀行として永見伝三郎(ながみ・でんざぶろう、1831-1899)、松田源五郎(まつだ・げんごろう、1840-1901)らにより創立、開業。1897(明治30)年、株式会社十八銀行と改称し、私立銀行として営業を継続。[2019(平成31)年、株式会社ふくおかフィナンシャルグループと経営統合。翌年、同グループ傘下の株式会社親和銀行と合併し株式会社十八親和銀行となる。]
社史メモ
創立百周年の記念事業の一環として刊行された社史。本文は全八部構成で、創立前史として永見、松田らが興した永見松田商社(後の立誠会社)に触れ、以降第十八国立銀行創立から創立百周年記念式典が行われた1977(昭和52)年まで記述している。巻末には付編として役員写真、店舗一覧、年表等を付属。
栄一メモ
渋沢栄一は第十八国立銀行創立の際、松田ら同行関係者に対し、開業手続きや銀行経営の心得について指導している。松田没後、その功績顕彰のため銅像建設が計画されると栄一は発起人の一人となり、建設費用の一部を寄付した。
- 第二部 国立銀行時代
- 第一章 第十八国立銀行の創立
- 四、 頭取、支配人の決定と取締役などの誓詞
- 頭取、支配人の決定(p31)
- 六、 開業とその式典
- 渋沢栄一の書簡(p40-41)
- 四、 頭取、支配人の決定と取締役などの誓詞
- 第二章 明治一〇年代の経営
- 三、業績とその特徴
- 紙幣の発行(p64-65)
- 五、 九州銀行同盟会
- 当行、同盟会を発起(p88-89)
- 三、業績とその特徴
- 第三章 明治二〇年代の経営
- 五、 本店の類焼と築町に新築移転
- 本店の類焼と新築移転(p112-114)
- 五、 本店の類焼と築町に新築移転
- 第一章 第十八国立銀行の創立
- 第三部 株式会社十八銀行としての発足と発展
- 第二章 業績の発展と店舗網の展開
- 三、 松田源五郎の生涯と事績
- 小野組長崎店名代松田源五郎(p172-174)
- 三、 松田源五郎の生涯と事績
- 第二章 業績の発展と店舗網の展開
書誌事項など
百年の歩み / 十八銀行百年史編集委員会編
長崎 : 十八銀行 : 1978.03
585p, 図版3枚 ; 22cm
注記: 印刷: 凸版印刷 ; 制作: 凸版印刷年史センター ; 折り込図2枚 ; 縦組み ; 箱入
- 社史・会社に関する各種ID : 『会社史総合目録-- 増補・改訂版』一連アイテム番号: 6119 / 『主要企業の系譜図』図番号: 20.1-56 / 『企業名変遷要覧』企業番号: 1577
- 渋沢社史データベース : 基本情報(書誌事項など) / 目次 / 年表 / 資料編
- 外部機関の所蔵データほか : NDL ONLINE / CiNii Books / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat / NDL Search / Googleブックス
栄一関連情報
- 渋沢栄一関連会社名・団体名変遷図 - 銀行:九州B〔金融〕
https://eiichi.shibusawa.or.jp/namechangecharts/histories/view/125 - デジタル版『渋沢栄一伝記資料』
参考リンク
- (株)十八銀行〔銀行変遷史データベース〕
http://www.opac1.com/bank/detail.php?bcd=2411(2022年9月28日確認)