情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

『青淵』第889号(2023.04)

渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』第889号(2023.04)が刊行されました。
渋沢栄一および財団関連記事は以下の通りです。

  • 見つけよう、「渋沢栄一」。渋沢栄一デジタルアーカイブ [情報資源センター広告] …… 表紙裏
  • 【渋沢栄一のことば】 …… p.2
    • 亜細亜学生会海外派遣者送別会2 飛鳥山邸(昭和2年6月29日)[写真]
    • 『渋沢栄一訓言集』より
      ○ 道はすなわち至誠であって、今も昔も、二つあるべきものでない。
       現今の進歩に従って、欧米各国から新しい学説が入って来るけれども、その新しいというは、ただその言い回しが巧みなるに過ぎないので、われわれから見れば、すでに数千年の昔から、東洋において道破されていたのである。言い換えれば昔の言葉の焼き直しに過ぎぬのである。
      ○ 天は万物を生み養う。この生養ということが、すなわち天の経済である。その生養中に、万古不易の条理がある。これすなわち天の道徳である。この道徳がなくては、生養の経済を遂げることはできない。
      ○ 天より人を視れば、みな同じく生みしところのものである。ゆえに四海の人びとはみな兄弟であるから、人びと相親しみ、相愛して、衣食住を営むは、天に対する務めである。
  • 【随想】珈琲は名言を生む? / 関口幹宏 …… p.4-5
  • 血洗島の大工、安沢平七と与作について / 荻野勝正 …… p.23-25
  • 渋沢栄一の経営論とヨーロッパ体験 : 渋沢栄一と公共哲学(その2) / 長坂寿久 …… p.34-36
  • わがまちの渋沢栄一. 第18回 兜社(兜稲荷)跡 ~東京都・北区~ …… p.38-39
  • 雑誌・書籍に見る渋沢栄一 『忠孝之日本』より「事業家の国家的観念」 …… p.40-43
  • 【渋沢財団 史料館だより】 No.474 二〇二三年度の渋沢史料館事業 …… p.46-47
  • 【史料館の窓】御正伸の渋沢栄一 …… p.48
  • 企画展 養育院の「院長さん」渋沢栄一 : 父となり祖父となり曾祖父となり [渋沢史料館広告] …… 裏表紙