情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

第157回デジタルアーカイブサロン「論語と算盤オンライン」:『論語と算盤』の原点を探る(2024年12月13日 18:30~20:00)

 2024年12月13日(金)、公益財団法人渋沢栄一記念財団 情報資源センター長の茂原暢が、アートドキュメンテーション学会および歴史家ワークショップ共催の「第157回 デジタルアーカイブサロン」に登壇します。
 皆さまのご参加をお待ちしております。

第157回デジタルアーカイブサロン
テーマ:「論語と算盤オンライン」:『論語と算盤』の原点を探る

話し手:公益財団法人渋沢栄一記念財団 情報資源センター長・茂原 暢
https://www.facebook.com/events/605473981907083
・開催日時:2024年12月13日(金) 18:30-20:00
 ※リアル会場とオンラインのハイブリッド開催
・主催:アートドキュメンテーション学会デジタルアーカイブサロン、歴史家ワークショップ
・リアル会場:東京大学本郷キャンパス 経済学研究科学術交流棟(小島ホール)1F 第2セミナー室
 https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_08_03_j.html
・参加費:無料、要事前申し込み

概要:
 渋沢栄一の最も知られた書籍『論語と算盤』(東亜堂書房, 1916.09)は、『竜門雑誌』や『青淵百話:縮刷』に掲載された渋沢の記事を基に梶山彬が編纂したもので、10篇90章の訓話集としてまとめられています。しかし、その成り立ちや刊行時の歴史的な背景について言及されることは、これまであまりありませんでした。公益財団法人渋沢栄一記念財団の図書館・デジタル部門である情報資源センターは、東亜堂書房版『論語と算盤』をデジタル化して公開するにあたり、『論語と算盤』に掲載された各記事の出典調査を行うとともに、編者や出版者についても調査を進め、『論語と算盤』を取り巻く状況の一端を明らかにしました。
 本発表では、デジタル化した『論語と算盤』とその周辺情報を公開するためのプラットフォーム「論語と算盤オンライン」をご紹介しつつ、これらの調査について情報を共有し、渋沢栄一に関するデジタル・リソースのあり方について検討を行います。

イベントの詳細やお申し込みについては、下記の主催者ご案内をご覧ください。
・デジタルアーカイブサロン Facebook
 https://www.facebook.com/events/605473981907083
・歴史家ワークショップ
 https://historiansworkshop.org/2024/11/11/jads_das157/

参考リンク