情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

「ビジネス・アーカイブズ通信(BA通信)」第78号配信

 メールマガジン「ビジネス・アーカイブズ通信」第78号を2019年2月15日(金)に配信いたしました。

■行事情報:ICA SBA主催 ビジネス・アーカイブズ国際シンポジウム「ビジネス・アーカイブズと次のゴールドラッシュ」
■企業団体情報:イギリス国立公文書館
☆★ 編集部より:あとがき、次号予告 ★☆

 メールマガジンは、近日中にバックナンバーとしてウェブに掲載する予定です。

『論語と算盤』/渡米実業団/渋沢栄一賞・渋沢栄一ビジネス大賞/イベント/「中小企業の底ヂカラ」

『青淵』第839号(2019.02)

渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』第839号(2019.02)が刊行されました。
渋沢栄一および財団関連記事は以下の通りです。

  • 【渋沢栄一のことば】 …… 表紙裏
    • 雪後月   栄一
      千さとまで雪にくまなく見ゆるかな
         澄みわたりたるむさし野の月   (明治三七年)
    • 日本国際児童親善会 三越呉服店にて(昭和2年2月27日) (『渋沢栄一伝記資料』別巻10より)[写真]
    • 『渋沢栄一訓言集』より
      ○ 人は誠実に努力してもって運命を待つがよい。もし失敗したら自己の智力の及ばぬためと諦(あきら)め、さらに力をつくさねばならない。かくのごとくしてあくまで勉強するならば、必ず好運命に際会する時が来る。
      ○ 一時の成功とか失敗とかいうことは、長い人生には、泡沫(あわ)のごときもので、さまで意に介すべきものではない。
      ○ 事物の成敗利鈍の外に超然として、道理に則(のっと)って一身を終始するならば、価値ある一生を送る人ということができる。
      ○ 勉強して自分の事業を整頓してゆくほど、世の中に面白いことはない。
  • 【随想】 三代の共演 / 蛭川隆司 …… p.6-7
  • 『渋沢栄一訓言集』より …… p.7
  • 上州倉淵村 水沼河原 / 塚田照代 …… p.14-16
  • 原市之進よりの餞(はなむけ)の書 / 奥田豊 …… p.38-40
  • 渋沢栄一関連会社名・団体名変遷図〔106〕学術 …… p.41
  • 雑誌・書籍に見る渋沢栄一. 『キング』より「美しき尊師の念」 …… p.42-43
  • 【渋沢財団 情報資源センターだより】 No.426 「信頼」をテーマにした企業アーカイブズの国際会議に参加 …… p.47-46
  • 【史料館の窓】 渋沢平九郎没後一五〇年を振返って …… p.48
  • 『渋沢栄一を知る事典』 この1冊で“渋沢栄一”の全てがわかる!財団による解説書。 …… 裏表紙

「情報資源センターだより」更新

 2019年2月5日(火)、渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』2019年2月号(839号)に掲載した「情報資源センターだより」をウェブサイトで公開いたしました。

 昨年11月、情報資源センターでは、イギリス国立公文書館で開催されたビジネス・アーカイブズ国際シンポジウムにおいて講演を行いました。本稿では、発表の内容やシンポジウムの概要などをご紹介しています。ぜひご一読ください。

参考リンク

『論語と算盤』/旧渋沢邸/岩橋リボン製織所/イベント

『京阪百年のあゆみ』 【京阪電気鉄道, 2011】

会社名

京阪電気鉄道株式会社 [Keihan Denki Tetsudo Kabushiki Kaisha]
[Keihan Electric Railway Co.,Ltd.]

書誌事項など

京阪百年のあゆみ / 京阪電気鉄道経営統括室経営政策担当編
 大阪 : 京阪電気鉄道, 2011.03
 786p : 挿図 ; 31cm
 注記: 監修: 老川慶喜 ; 編集協力: DNP年史センター ; 印刷: 大日本印刷 ; 折り込図1枚 ; 横組み

京阪百年のあゆみ. 資料編 / 京阪電気鉄道経営統括室経営政策担当編
 大阪 : 京阪電気鉄道, 2011.03
 265p ; 31cm
 注記: 編集協力: DNP年史センター ; 印刷: 大日本印刷 ; 横組み

書影

京阪百年のあゆみ

会社沿革と社史メモ

 1903(明治36)年、畿内電気鉄道株式会社の名称で大阪・京都間の鉄道敷設を出願。1906(明治39)年、名称を京阪電気鉄道株式会社に改め創立。1910(明治43)年4月15日、大阪・天満橋と京都・五条間で鉄道営業を開始しました。本社史は鉄道の営業開始から100年の記念事業のひとつとして刊行されました。

栄一メモ
  • 発刊にあたって[佐藤茂雄代表取締役CEO](巻頭)
    • 「先覚の一人」として、栄一とその思想について紹介。
  • 渋沢栄一の経営思想と京阪電鉄(p.60-61)
  • 受け継がれる渋沢精神(p.598)
  • テーマ史01「渋沢栄一と京阪電鉄」(p.604-609)
  • テーマ史02「初代経営トップ渡邊嘉一」(p.612-615)
    • 文中に「渋沢栄一との関係」との項目あり。

 民営による京阪間の鉄道輸送の必要性を考えていた渋沢栄一は、発起人、創立委員長、相談役として鉄道の開業を支援しました。

栄一関連情報

参考リンク