情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

『80年の歩み』 【日本セメント, 1963】

会社名/沿革

  • 日本セメント株式会社 [Nihon Semento Kabushiki Kaisha]
    [Nihon Cement Co., Ltd.]

 1883(明治16)年、浅野総一郎は、渋沢栄一らの助力により、工部省深川工作分局を借り受ける。翌年、同工場の払い下げを受け、(匿)浅野工場を設立。1898(明治31)年、浅野セメント(資)に改組。1912(大正元)年、浅野セメント(株)を設立し、翌年に浅野セメント(資)を合併。1947(昭和22)年、戦後の財閥解体に伴い、日本セメント(株)に商号変更。[1998(平成10)年、秩父小野田(株)と合併し、太平洋セメント(株)となる。]

社史メモ

 本社史は、創業80周年の記念事業として社史編纂を行うにあたり、『八十年史』(1963年12月刊行)に先駆けて創業記念日に刊行された抄史版。自社PRを兼ね、目で見る社史の方針のもと写真やグラフを多用している。本文は沿革と現況の2部構成で、刊行当時の役員やOBの座談会、対談や寄稿なども掲載。

栄一メモ

 渋沢栄一は、設立に関わった抄紙会社(現・王子ホールディングス(株))で、同社に石炭を納品していた浅野総一郎と出会う。その後、浅野の事業を支援し浅野セメント(資)では監査役に就任した。

  • 沿革
    • 創業時代(明治16年-30年)
      • 初代社長浅野総一郎 (p9-10)
      • 浅野工場の誕生 (p10-11)
      • 門司分工場の創設 (p11-12)
    • 工場設備の改善(明治31年-44年)
      • 合資会社に改組 (p13)
  • 創業80周年を迎えて
    • “国造り”元祖の浅野総一郎翁 / 三鬼陽之助 (p104-105)

書誌事項など

80年の歩み / 日本セメント編
 東京 : 日本セメント : 1963.03
 136p : 挿図, 肖像 ; 28cm
 注記 : 表紙のタイトル: 80年の歩み : 1883-1963 ; 印刷: 凸版印刷 ; 非売品 ; 横組み

80年の歩み

栄一関連情報

関連エントリー

参考リンク

新紙幣の肖像(2019年4月9日発表)に関する報道などから(その46)

 2019年4月9日(火)、財務省は新しい日本銀行券(紙幣)及び五百円貨幣を発行すると発表しました。このうち紙幣は2024年度上期を目途に発行され、新一万円券の表には渋沢栄一の肖像が掲載されるとのことです。ここでは、渋沢栄一に関する主な記事をまとめました。

渋沢栄一記念財団関連

栄一関連会社・団体

ゆかりの地

栄一関連文献

反響など

大河ドラマ「青天を衝け」

大河ドラマ/関連文献/イベント/渋沢栄一賞

ジャパンサーチとの連携を開始しました

 2020年2月7日(金)、公益財団法人渋沢栄一記念財団は「ジャパンサーチ(試験版)」との連携を開始しました。

 「ジャパンサーチ」は、我が国が保有する多様なコンテンツのメタデータをまとめて検索できる「国の分野横断統合ポータル」です。連携の第一弾として、デジタル版「実験論語処世談」のメタデータを登録しました。これにより、ジャパンサーチ上で「実験論語処世談」を検索すると、このデジタル版に加え、NDLデジタルコレクションの書籍版『実験論語処世談』や初出記事を掲載する『実業之世界』などが同時にヒットすることとなりました。

 渋沢栄一記念財団では、渋沢栄一や実業史に関するコンテンツやデータベースがより多くの方々の目に触れ、さらに利用しすくなるよう、ジャパンサーチに順次メタデータを登録していく予定です。ぜひご活用ください。

デジタル版「実験論語処世談」関連エントリー

参考リンク

第21回図書館総合展出展ポスターの復活展示

 2020年1月24日(金)、北区立中央図書館(東京都)において、情報資源センターが第21回図書館総合展(2020.11.12-14)のポスターセッション出展用に作成したポスターが復活展示されました。
 「渋沢栄一って、誰?」と題したポスターは渋沢栄一(1840-1931)の人物像を紹介するため、データベース「渋沢栄一関連会社名・団体名変遷図」掲載データなどを基に作成したものです。
第21回図書館総合展ポスターセッション
*第21回図書館総合展でのポスター展示風景
 北区立中央図書館では、郷土資料室「北区の部屋」へ入る渡り廊下の手前に展示されています。再展示は2020年8月末日までとなっていますので、この機会にぜひご覧ください。

参考エントリー

参考リンク

「情報資源センターだより」更新

 2020年2月4日(火)、渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』2020年2月号(851号)に掲載した「情報資源センターだより」をウェブサイトで公開いたしました。

 情報資源センターでは、ビジネス・アーカイブズ関連事業に「世界のベストプラクティス」「日本の優良事例」「アーカイブズにおけるデジタル」という3つのテーマを設定しています。今回の「情報資源センターだより」では、昨年11月に開催されたEASTICAの年次会合から、AI(人工知能)と機械学習をテーマとするICA事務総長アンセア・セレス博士による基調講演と、中国国家档案局の丁勇氏による同国のアーカイブズに関する報告を中心にご紹介しています。ぜひご一読ください。

参考リンク

渋沢研究会 第242回例会 日米リレー討論会:最終回「日米人形交流と渋沢栄一 ―21世紀への伝言」 (2020年3月21日開催)

第242回渋沢研究会が開催されます。

第242回 渋沢研究会
日米リレー討論会:最終回「日米人形交流と渋沢栄一 ―21世紀への伝言」
プログラム :
 上映会:青い目の人形歓迎会の記録フィルム ―90年ぶりによみがえる渋沢栄一の姿
 報告:21世紀の子どもたち ―人形交流からキッズゲルニカへ
 シンポジウム:渋沢栄一の未来への遺産―平和を生きる日米人形交流
開催日時 : 2020年3月21日(土曜日) 13時20分~16時00分
開催場所 : 埼玉県立歴史と民俗の博物館 講堂 (定員100名・先着順)

登壇者や連絡先など、くわしくは上記リンク先をご覧下さい。