是日栄一、当院に到り現状を視察し、院児に一場の訓話をなしたる後、寄附をなす。次いで大正三年二月二十二日、青年会館に催されたる院長たりし故石井十次追悼演説会に臨み追悼演説をなす。
出典：『渋沢栄一伝記資料』 3編 社会公共事業尽瘁並ニ実業界後援時代 明治四十二年−昭和六年 / 1部 社会公共事業 / 1章 社会事業 / 1節 東京市養育院其他 / 2款 岡山孤児院 【第30巻 p.366-367】
・『渋沢栄一伝記資料』第30巻目次詳細
http://www.shibusawa.or.jp/SH/denki/30.html
石井十次（いしい・じゅうじ、1865-1914）は明治・大正の社会事業家で、1887（明治20）年、日本で初めての孤児院「岡山孤児教育会」（後の「岡山孤児院」）を三友寺（岡山県）の一角に創設し、その後も孤児の救済に尽力しました。
参考：わが国最初の孤児院創設者・石井十次
〔岡山市立中央図書館〕
http://www.city.okayama.okayama.jp/museum/ishii-juji/index.html
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