会社名
日本毛織株式会社
書誌事項
日本毛織三十年史 / 日本毛織株式会社編
神戸 : 日本毛織, 1931.01
2, 2, 4, 12, 7, 359, 42, 2p, 図版70枚 ; 26cm
注記: 英文社名: Nippon Keori Kaisha, Ltd. ; 奥付の編輯兼発行者: 日本毛織株式会社内小谷竹三郎 ; 印刷: 共同印刷 ; 製本: 黒岩清志 ; 折り込図2枚 ; 非売品 ; 縦組み ; 日本毛織株式会社年譜: p[281]-301
外部機関の所蔵データほか
NDL-OPAC 1,2 / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat 1,2,3,4 / Webcat Plus / Googleブック検索 1,2,3
社史紹介
日清戦争後の好況期に神戸出身の川西清兵衛(かわにし・せいべえ、1865-1947)は毛織事業の将来性を見越し、神戸の実業家を募って1896年(明29)に日本毛織を起こす。加古川に工場を建設、東京製絨から技師長を招いて職工を養成し、毛布の製造を開始する。東京に販路を拡大、原毛を中国から輸入し羅紗の生産も開始。輸入品に対抗するため技術員を欧州に派遣し製絨術を学ばせ、第一次大戦後の不況期も事業を拡大する。
30年史は沿革と現況・資料編の他、外史として毛織物工業界の歴史も詳述している。
[2008年(平20)から通称社名を「ニッケ」とした]
参考リンク
- 沿革 - 会社案内
〔ニッケ(日本毛織)〕
http://www.nikke.co.jp/info/index.html
- 渋沢栄一関連会社社名変遷図 >> 毛織物業 B (東京製絨)
〔渋沢栄一記念財団 渋沢栄一〕
http://www.shibusawa.or.jp/eiichi/companyname/017.html
更新履歴
2009.12.10:社史紹介中の年号の表記法を変更
2010.05.31:神奈川県立川崎図書館所蔵データへのリンクを修正
*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。