情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 企業アーカイブズ調査

アメリカ・アーキビスト協会(SAA)ビジネス・アーカイブズ部会と国際文書館評議会(ICA)ビジネス・労働アーカイブズ部会(SBL)が共同で「企業アーカイブズ調査」を実施しております。
Survey of corporate archives
http://www.surveymonkey.com/s.aspx?sm=tzP2UhDu_2fcsofm_2f65r4dKw_3d_3d
これは、2005年にSAAのビジネス・アーカイブズ部会とICA/SBLが提案した、企業アーカイブズに関する世界的な規模によるアンケート調査です。この調査は企業アーカイブズのベスト・プラクティスを見つけ出すことを目的とし、どの国の、どのような企業アーカイブズでも参加することができます。
参加する企業アーカイブズ担当者は、回答作業とアンケート結果の検討を通じて、自社アーカイブズをグローバルな観点から評価して、改善点を見つけ出すことが可能になるでしょう。また国際的なアーキビスト団体によるアンケートの存在を社内に広報することによって、会社組織におけるアーカイブズ部門の重要性を社内的にアピールすることも可能です。
アンケートの内容は英語で書かれておりますが、ビジネス・アーカイブズ通信編集部では、日本の企業アーカイブズの参加を支援する目的で、アンケートの内容を日本語に訳出し、「ビジネス・アーカイブズ通信」No.9に掲載いたしました。
企業アーカイブズ調査 - 「ビジネス・アーカイブズ通信」No.9
http://www.shibusawa.or.jp/center/ba/bn/20080926.html
アンケート調査の締め切りは2008年12月1日です。ビジネス・アーカイブズ通信編集部では「企業アーカイブズ調査」参加へのサポートを提供しております。
ご不明な点は、下記のメールアドレスにご連絡ください。ビジネス・アーカイブズ通信編集者が記入の方法などを具体的にご案内いたします。

日本企業の活動はグローバル経済のなかで大きな割合を占めています。企業アーカイブズに関する世界的規模の調査をよりよいものとするために、ICA/SBL事務局は日本企業のアーカイブズの参加に期待を寄せております。
回答は匿名によるもので、この調査は参加機関の優劣を比較するものではなく、あくまでベスト・プラクティスを探究するためのものです。
関係者の方々には積極的なご参加をお願いいたします。
参考:ビジネス・アーカイブズ通信(BA通信)
渋沢栄一記念財団 実業史研究情報センター〕
http://www.shibusawa.or.jp/center/ba/index.html