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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『社史 : 東邦瓦斯株式会社』 【東邦瓦斯, 1957】

会社名

東邦瓦斯株式会社

書誌事項

社史 : 東邦瓦斯株式会社 / 東邦瓦斯
 名古屋 : 東邦瓦斯, 1957.06
 4, 8, 531p, 図版 [112]p : 挿図, 地図 ; 27cm
 注記: 印刷: 凸版印刷 ; 非売品 ; 縦組み ; 年表: p471-529

社史紹介

名古屋では日露戦争後の好況期にガス事業に意欲を燃やしていた奥田正香(おくだ・まさか、1847-1921)ら財界人が、ガス会社の設立を計画。東京の渋沢栄一らが発起に加わり1906年(明39)名古屋瓦斯設立。協定していた名古屋電灯が関西水力電気と合併し関西電気となったので、1922年(大11)名古屋瓦斯は関西電気と合併し東邦電力が発足、ガス事業は分離して東邦瓦斯(株)となる。初代社長は岡本桜(おかもと・さくら、1878-1935)。九州のガス事業に進出し1926年(大15)西部合同瓦斯を合併するが、1930年(昭5)西部瓦斯として分離。
東邦瓦斯発足35周年に刊行された社史は、名古屋瓦斯設立からの沿革と、部署ごとの資料および年表からなる。

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。