情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『大日本電力二十年史』 【大日本電力, 1940】

会社名

大日本電力株式会社

書誌事項

大日本電力二十年史 / 大日本電力株式会社編
 東京 : 大日本電力, 1940.07
 4, 157p, 図版24枚 ; 26cm
 注記: 奥付の編輯者: 大日本電力株式会社水野吉太郎 ; 印刷所: 杉田屋印刷所 ; 折り込図2枚 ; 非売品 ; 縦組み ; 付: 正誤表1枚(貼付) ; 大日本電力株式会社年譜: p129-157

社史紹介

1887年(明20)静岡創業の富士製紙は1908年(明41)北海道進出、王子製紙苫小牧工場の支笏湖水力による電力確保に刺戟を受け、1918年(大7)日本初のダム式発電所を北海道石狩川水系空知川に完成した。製紙事業不振の折からより発展性のある電気事業への進出を計画し、電気部が1919年(大8)に分離独立、富士電気となる。30以上の同業会社を併合しつつ、津軽海峡を越えて秋田地方、郡山水戸地方へと進出、それにつれて社名も北海道電灯、大日本電力と変遷。
20年史は本編に関係会社小誌として帝国電力、京王電気軌道、北海道合同電気、旭瓦斯の概要を掲載。
[1942年(昭17)北海道配電に統合され、1951年(昭26)北海道電力となる]

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。