- 渋沢栄一、アメリカへ〜100年前の民間経済外交〜
〔渋沢栄一記念財団 渋沢史料館〕
http://www.shibusawa.or.jp/museum/event_theme.html
<渡米実業団100周年記念>
渋沢栄一、アメリカへ〜100年前の民間経済外交〜
会期: 2009年8月15日(土)〜9月23日(水)
会場: 渋沢史料館 企画展示室
主催: 渋沢史料館
後援: 東京商工会議所
<開催趣旨>
渡米実業団一行は1909年8月19日、アメリカ船・ミネソタ号で横浜を出港し、アメリカ到着後は約3か月にわたりアメリカの太平洋岸から大西洋岸までの各都市を巡りました。そしてアメリカ各地で歓待を受けながら、産業、経済、政治、社会福祉、教育などの施設・機関を見学し、また、第27代アメリカ大統領のウィリアム・タフトや、発明王のトーマス・エジソン、鉄道王のジェームズ・ヒルなど、各界の有力者と会見しています。
日露戦争後、日本の国際的な立場が大きく変化し、アメリカとの親善を進めながら、貿易摩擦を解消して、通商貿易をさらに発展させることが求められるようになりました。そのような中で、渡米実業団の訪問は、民間の立場から日米両国の経済界のパイプづくりに大きく貢献しました。
本年、渡米実業団がアメリカを訪問して100周年を迎えます。本展示では、渡米実業団にまつわる資料から、100年前に渋沢栄一をはじめとした日本の実業家たちが、アメリカでどのような視察や体験をしたのかをご覧いただき、そして渋沢栄一による民間経済外交の活動を通じて、平和について考える機会としていただければ幸いです。
(展覧会プレスリリース -PDF- より)
展覧会にあわせミニシンポジウム「渡米実業団100周年 〜渋沢栄一と民間経済外交〜」(9/12)も予定されています(要申込)。
くわしくはリンク先をご覧下さい。
なお明日2009年8月14日、渋沢栄一記念財団のウェブサイトに「渡米実業団」のスペシャル・コンテンツを掲載する予定になっております。どうぞご期待下さい。