情報資源センター・ブログ

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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『銀座伊東屋百年史 : one hundred years in stationery』 【伊東屋, 2004】

会社名

株式会社伊東屋

書誌事項

銀座伊東屋百年史 : one hundred years in stationery / 「銀座伊東屋百年史」編集委員会編著
 東京 : 伊東屋, 2004.10
 361p ; 22cm
 注記: 表紙のタイトル: 銀座伊東屋百年史 : Ginza Ito-ya one hundred years in stationery : Ito-ya 100 ; 執筆: 志村章子 ; 編集: 新宿書房 ; 造本: 中垣信夫+豊田あいか[中垣デザイン事務所] ; 本文印刷: 理想社 ; 付物印刷: 萩原印刷 ; 用紙: 富士川洋紙店 ; 製本: 松岳社青木製本所 ; 製函: 箱守紙器 ; 折り込図2枚 ; 非売品 ; 縦組み ; 銀座伊東屋百年史年表: p206-215 ; 参考文献: p358-361

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat 1,2 / Webcat Plus / Googleブックス 1,2,3

社史紹介

東京・銀座生まれの伊藤勝太郎(いとう・かつたろう、1875-1964)は築地居留地で英語を学び西欧文明に触れる。1901年(明34)帝国博品館の勧工場(かんこうば)に洋品小間物店を出店、1904年(明37)には和漢洋文房具店の伊東屋を銀座通りに開業。一般事務の主流は明治後期でも大福帳に算盤であったが、勝太郎は洋帳簿を伊東屋オリジナルとして考案、製造販売した。1910年(明43)の営業品目録には洋式帳簿80種以上を掲載している。第二次大戦後は銀座2丁目に移転し、高度経済成長と共に発展する。
100年史は沿革のほか鼎談・座談会・写真で見る百年史など様々な角度で文房具販売の歩みを記述している。

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。