情報資源センター・ブログ

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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『20年誌』 【山陽パルプ, 1966】

会社名

山陽パルプ株式会社

書誌事項

20年誌 / 山陽パルプ株式会社編
 東京 : 山陽パルプ, 1966.11
 115p(図版, 折り込図共) ; 21×22cm
 注記: 奥付のタイトル: 山陽パルプ株式会社20年誌 ; 背のタイトル: 二十年誌 ; 印刷: 日本写真印刷 ; 用紙: セルデコール梨地4/6 110kg, セルパン4/6 110kg ; レイアウト: 間中義雄 ; グラフ: 中島デザイン ; 写真: 徳富真一郎, 福田武久 ; 横組み ; 取締役会長大川鉄雄は尾高次郎三男で大川平三郎の養子 ; 表紙にマーク (社章か) ; 年表: p[97]-115

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat 1,2 / Worldcat / Webcat Plus 1,2 / Googleブックス 1,2

社史紹介

王子製紙の傍系会社として1937年(昭12)発足した山陽パルプ工業は、工場を山口県岩国に建設し人絹パルプを製造。戦時中は軍需転換したが、戦後に紙・パルプの需給が逼迫し、立地条件の優れた岩国工場の再建が強く要望された。1946年(昭21)大川鉄雄(おおかわ・てつお、1897-1975)らが発起人となり山陽パルプを創立、岩国工場の設備を復旧して製紙パルプ生産を開始。
20年史はハンディな体裁ながら多くの図表と写真を取り入れている。社史は『十年誌』(1956)が出ている。
[1972年(昭47)国策パルプと合併し山陽国策パルプとなる(現・日本製紙)]

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。