　社史の総合目録 - 情報資源センター・ブログ

書籍を実際に手にとって調べようとする時には、複数の機関の所蔵データをまとめた総合目録が便利です。これまでに日本で冊子体として刊行された“社史の総合目録”としては、次のものがあげられます。

	タイトル	発行年	発行所	収録範囲	収録点数	参加機関
Ａ	社史・経済団体史総合目録	1977	専図協関東^＊	1974年1月-1977年3月刊行分	430	11
Ｂ	社史・経済団体史総合目録. 追録 1号-　（34号からのタイトルは「会社史・団体史総合目録. 追録」）	1977-	専図協関東^＊	1977年4月以降刊行受入分		11-15
Ｃ	会社史総合目録	1986	日本経営史研究所	1983年3月現在所蔵分	6,910	43
Ｄ	会社史総合目録増補・改訂版	1996	日本経営史研究所	1992年3月現在所蔵分	10,195	50
Ｅ	会社史・経済団体史総合目録追録累積版	2008	専図協関東^＊	1997年1月-2008年6月刊行分（追録43-60号分）	4,695	10-15

＊専図協関東（せんときょうかんとう）：専門図書館協議会関東地区協議会の略称。専門図書館とは様々な企業・組織内にあってその目的に合わせて蔵書が特化してある図書館のことで、専門図書館協議会は専門図書館同士をつなぐ全国規模のネットワーク。関東地方にある専門図書館のネットワークが専図協関東地区協議会。

従って網羅的に社史の所蔵データを調べるためには、「Ｄ」、「Ｅ」、それから「Ｂ」の31-42号および61号以降を見る必要があります。
「Ａ」〜「Ｅ」の詳細については、本ブログに「社史紹介（速報版）」の「図書解題」として順次掲載していく予定です。
（2010.03.25追記：掲載が完了いたしました。）