情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『帝国生命保険株式会社五十年史』 【帝国生命保険, 1939】

会社名

帝国生命保険株式会社

書誌事項

帝国生命保険株式会社五十年史 / 帝国生命保険株式会社編
 東京 : 帝国生命保険, 1939.10
 635, 2p, 図版21枚 ; 27cm
 注記: 編輯兼発行者: 脇坂虎雄(奥付) ; 印刷: 共同印刷 ; 折込み地図1枚 ; 非売品 ; 縦組み ; 題字は朝吹常吉取締役社長 ; 渋沢敬三は1937年取締役就任 ; 表紙に型押し (社章か) ; 付: 統計諸図表(11枚) ; 正誤表 ; 重要記事年譜: p614-635

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat 1,2 / Webcat Plus / Googleブックス 1,2,3

社史紹介

海軍会計学舎で英国の経済学等を学んだ加唐為重(かから・ためしげ、1855-1892)は、英国を発祥とする科学的生命保険理論に基づく生命保険会社設立に奔走、福原有信(ふくはら・ありのぶ、1848-1924)らを創立委員に1888年(明21)帝国生命保険(株)を創業した。1910年(明43)経営権安定のため大株主として古河家が加わる。1936年(昭11)渋沢栄一が関わった東洋生命保険を合併し、その全契約を包括移転。社内の体制を整え保険契約高14億円に達する。
50年史は第1章に創立と沿革、第2章以下に組織及制度、保険種類及約款、保険契約者利益配当、資産運用など項目別の状況を記述、巻末及び付録に統計諸表を掲載している。
[1947年(昭22)朝日生命保険(相)となる]

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。