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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『大和製缶六十年史』 【大和製缶, 2001】

会社名

大和製缶株式会社

書誌事項

大和製缶六十年史
 東京 : 大和製缶, 2001.12
 xii, 325p, 図版6枚 ; 31cm
 注記: 英文社名: Daiwa Can Company (p272 定款) ; 制作: 大和製缶六十年史編纂事務局 ; 制作協力: DNP年史センター ; 印刷・製本: 大日本印刷 ; 横組み ; 表紙に缶マークの型押し ; 缶マークの説明: p21 ; 年表: p[305]-324

社史紹介

昭和10年代にコルクは容器や建築材料として重視されていた。山口久吉(?-1998)は原料からコルク板製造までの一貫生産を企図し、本田次一と共に1939年(昭14)大阪コルク工業を設立。しかし戦時中に陸軍の要請で各種雑缶製造を手がけたことから、戦後は製缶事業の将来性を認め、1949年(昭24)東洋製缶がほぼ独占する業界に本格的に参入。需要の低迷したコルク部門からは撤退し、1953年(昭28)大和製缶と社名変更。米国ACC社の技術を導入し新製品を開発して発展する。
60年史は『30年の歩み』(1969年刊)に続く社史で、創業からの沿革を写真・図表入りで9章にわたり詳述。資料編に関係会社の略史も掲載。

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。