情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『ものがたり・東京堂史 : 明治,大正・昭和にわたる出版流通の歩み』 【東販商事, 1975】

会社名

株式会社東京堂

書誌事項

ものがたり・東京堂史 : 明治,大正・昭和にわたる出版流通の歩み / 田中治男著
 東京 : 東販商事 ; 東京出版販売(発売), 1975.12
 318p, 図版8枚 ; 22cm
 注記: 印刷: 新興印刷製本 ; 製本: 富士製本 ; 縦組み ; 見返しに創業50周年記念「皇紀二千六百年」の絵 ; 定価: 2000円 ; 「ものがたり・東京堂史」年表: p305-316 ; 東京堂々歌: p316

  • 社史・会社に関する各種ID :なし

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat 1,2 / NDL Search (β) / Webcat Plus / Googleブックス 1,2

社史紹介

越後出身の高橋新一郎(1849-1927)は博文館社長の義兄大橋佐平(おおはし・さへい、1836-1901)の勧めで1890年(明23)東京神田に東京堂書店を創業。翌年卸業務を開始、博文館の流通組織を利用し全国に発展する。社内組織を整備し1911年(明44)合資会社、1917年(大6)株式会社に改組。雑誌販売に力を入れ、取次や販売業界の発展にも貢献。1941年(昭16)戦時下の統制で取次部門が日本出版配給(株)に吸収される。1964年(昭39)書店と出版部門を分離し、東京堂書店東京堂出版が発足。
当該社史は取次会社東京出版販売の雑誌『書店経営』に外部執筆者が連載した記事を元に編集したもの。東京堂を中心とした明治以降の出版流通の歩みを、トピックごとに写真入りで読みやすくまとめている。

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。