渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』の最新号が刊行されました。
渋沢栄一および財団関連記事は以下の通りです。
- 【渋沢栄一のことば】 …… 表紙裏
- 牡丹つつじ 栄一
散りやらで主まつ花もあるものを
つれなくそそぐ夜半の雨かな (明治三七年)- 『渋沢栄一訓言集』より
○ 道理を踏みはずさぬようにするには、博く学んで事物の是非を知り、七情の発動はなるたけ一方に偏せぬように心掛くるが、一番大切である。しからば君子たるを得ざるも、また小人たるをまぬがれるであろう。
○ 智はとかく悪い方にも用いられ易く、ややもすれば、邪智、奸智、猾智(かつち)となるおそれがある。ゆえにこの智に加味するに忠恕もしくは篤敬等の美徳をもってして修養を積めば、すなわち道理の本体を捕捉し得て、過ちなきに庶幾(ちか)かろう。- 【随想】 思いやりの心 / 久留都茂子 …… p.3-4
- 渋沢雅英さんと種牡蠣 / 岩崎晋 …… p.23-25
- 日本を問い直す : 震災からの復興をどうするか / 長谷川和雄 …… p.26-28
- 穂積重遠の足跡を訪ねて (1) : 「鮮満日記」から (満州編) / 大村敦志 …… p.32-37
- 渋沢史料館設立 : その後 (I) / 関本毅 …… p.38-40
- 渋沢栄一関連会社社名変遷図 〔46〕陸運:東海 …… p.41
- 【今月の栄一】 敦賀港や伏見等で倉庫設備を視察 - 敦賀・伏見・四日市における倉庫業 : ゆかりの場所・敦賀(福井) …… p.42
- 【「せいえんひろば」財団トピックス】 「銀行発祥の地」に展示パネル ; 企画展講演会「近代倉庫業の成立と実業家たち 〜渋沢栄一の物流思想〜」を開催 ; 予告「論語と算盤」セミナー2012 …… p.43
- 【渋沢財団 研究部だより】 No.349 「合本主義」研究プロジェクトについて (1) …… p.47-46
- 【史料館の窓】 収蔵品展 青淵先生に聞きました …… p.48