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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『味の素沿革史』 【味の素, 1951】

会社名

味の素株式会社 [Ajinomoto Kabushiki Kaisha]
[Ajinomoto Co., Inc.]

書誌事項

味の素沿革史 / 味の素株式会社内味の素沿革史編纂会編纂
 東京 : 味の素, 1951.03
 20, 13, 917, 29p, 図版15枚 ; 22cm
 注記: Title in romaji: Ajinomoto enkakushi ; 英文社名: Ajinomoto Co., Inc. (p860 定款) ; 編集代表: 鈴木六郎 ; 印刷: 凸版印刷 ; 折り込図6枚 ; 非売品 ; 縦組み ; 表紙に商標の型押し ; 付: 正誤表1枚 ; 味の素年譜: 巻末p1-29

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / CiNii Books / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat 1,2 / NDL Search / Webcat Plus / Googleブックス 1,2 / 社史Wiki

社史紹介

1907年(明40)設立の鈴木製薬所でヨード等を製造していた[2代]鈴木三郎助(すずき・さぶろうすけ、1867-1931)は、昆布から抽出したうま味で特許を得た池田菊苗(いけだ・きくなえ、1864-1936)博士と協力し工業化を図る。1908年(明41)商品名を味の素とし、翌年発売開始。各地に代理店を置き、1912年(大1)合資会社鈴木商店と改称。商品開発を進め販売体制も拡充し、1917年(大6)株式会社に改組。国外にも販路を開くが戦時中は一時生産を中断。戦後再び生産開始し、1946年(昭21)味の素(株)と改称して資本金を増強し発展する。
工業化着手から40年に当たって編纂した社史は、調味料と文化から書き起こした沿革と記録を1-2章に、海外発展史や部門史を3-7章にまとめ、回顧録を最後に付している。広告宣伝物や製造工程図等を本文中に取り入れた編集。
[鈴木三郎助渋沢栄一らが発起した日本化学工業(株)の専務を務めた]

参考リンク

更新履歴

2013.03.26:参考リンクに企業史料ディレクトリを追加
*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。