情報資源センター・ブログ

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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『日清製油六十年史』 【日清製油, 1969】

会社名

日清製油株式会社 [Nisshin Seiyu Kabushiki Kaisha]
[The Nisshin Oil Mills, Ltd.]

書誌事項

日清製油六十年史 / 日清製油株式会社社史編纂室編
 東京 : 日清製油, 1969.11
 xx, 374p, 図版6枚 ; 27cm
 注記: Title in romaji: Nisshin Seiyu 60-nenshi ; 別タイトル: 日清製油60年史 ; 英文社名: The Nisshin Oil Mills, Ltd. (p42) ; 印刷: 三好印刷 ; 非売品 ; 縦組み ; 年表: p351-366

外部機関の所蔵データほか

NDL-OPAC / Webcat / CiNii Books / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat 1,2,3 / NDL Search1,2 / Webcat Plus / Googleブックス 1,2 / 社史Wiki

社史紹介

大倉組創始者大倉喜八郎(おおくら・きはちろう、1837-1928)は日露戦争後、満蒙の豊富な農産資源に着目し、新事業の開発を企図。一方横浜の肥料商松下久治郎(1867-1925)は満州の大豆油粕に注目していた。二人は共同して1907年(明40)日清豆粕製造(株)を創立。大連に工場を建設して操業開始。第一次大戦後に副産物であった大豆油の製造販売が進み、1918年(大7)日清製油と改称、松下久治郎商店を合併。戦時統制、戦後の接収期を経て国内工場を再建し業容を拡大する。
60年史は社内の執筆で沿革を時代ごとの8章にまとめ、巻末に資料編と索引付。資料編には「日清サラダ油」の沿革も含む。
[2002年(平14)持株会社日清オイリオグループを設立]

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。