渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』の最新号が刊行されました。
渋沢栄一および財団関連記事は以下の通りです。
- 【渋沢栄一のことば】 …… 表紙裏
- 蝶 栄一
うちつけに散り来る花と思ひしは
木の間に飛べる小蝶なりけり （明治三七年）- 『渋沢栄一訓言集』より
○ 自己の学問智識を応用し、社会のため、国のため、愉快に活発に働いて、人たるの本分をつくすが、人として価値ある一生である。人もし余の一生を通じたる主義いかんと問わば、余は前のごとく答うるものである。
余はかつて相場に手を出したることなく、事業を営むにも、独立経営の利殖法を避け、衆人の合資力に成る株式会社を興して、利益は少数で壟断（ろうだん）せず、多数の人とともにこれを享（う）くるをもって、社会のため国のため、最も適当なる仕方と信じて、年来専心一意実行し来ったのである。
○ 人は軽薄才子となるなかれ、また無責任なる批評家となるなかれ。- 現代の渋沢栄一たち : 経営者インタビューシリーズ（八）「地域を幸せにする。そのためには意思と経済の自立が必要です」 / 池田弘、守屋淳（聞き手） …… p.10-15
- 穂積重遠の足跡を訪ねて (4) : 「欧米留学日記」から (フランス編) / 大村敦志 …… p.32-37
- 渋沢栄一関連会社社名変遷図 〔56〕毛織物業 A …… p.39
- 『青淵先生訓話集』より …… p.40-41
- 渋沢史料館ミニ展示案内 …… p.40
- 【渋沢財団 史料館だより】 No.359 二〇一三年度の渋沢史料館事業 …… p.46-47
- 【史料館の窓】 書簡コーナー「徳川昭武、徳川家達からの手紙」のご紹介 …… p.48
