情報資源センター・ブログ

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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

 『帝国ホテルの120年』 【帝国ホテル, 2010】

会社名

株式会社帝国ホテル [Kabushiki Kaisha Teikoku Hoteru]
[Imperial Hotel, Ltd.]

書誌事項

帝国ホテルの120年 / 帝国ホテル編
 東京 : 帝国ホテル, 2010.12
 299p, 図版5枚 ; 28cm
 Title in romaji: Teikoku Hoteru no 120-nen ; 制作協力: DNP年史センター ; 印刷・製本: 大日本印刷 ; 渋沢栄一の肖像あり ; 横組み ; 裏表紙の英文社名: Imperial Hotel ; 年表: p277-293 ; 主要参考文献: p294-296

外部機関の所蔵データほか

CiNii Books / 神奈川県立川崎図書館 / Worldcat 1,2 / NDL Search / Webcat Plus / Googleブックス 1,2

会社沿革と社史メモ

1890年(明23)開業の帝国ホテル120年史。最高のもてなしを提供する志で出発し、120年間同じ場所で営業を続け日本の近現代史の様々なイベントの舞台となり、また文化発信の場として歩んできた足跡を記載。既刊の100年史以降の20年間に重点を置きつつ、創業からの歩みを本編17章にまとめている。新たに発見された初代料理長関係資料始め、多くの写真を取り入れた編集。脚注と巻末資料編掲載の補注に、人物を含む関連事項を詳細に記している。

目次(大項目のみ)

項目ページ
ごあいさつ / 小林哲也巻頭
口絵巻頭
1. 迎賓館を兼ねるホテルの誕生3
2. 帝国ホテル開業、直面した課題17
3. 林愛作支配人を招聘33
4. ライト館 美と現実の相克45
5. 芸術品の完成とホテル文化創造61
6. 軍靴行き交うなかで81
7. 戦後復興と高度経済成長97
8. 復興の祭典を支えた料理とおもてなし111
9. ライト館終焉、新本館の時代に123
10. 重い荷を背負って光明を見る143
11. 伝統は革新とともにある161
12. 自らを超えるために173
13. 「さすが」であり続けるために189
14. 21世紀の幕開け201
15. 帝国ホテルの料理を貫くもの207
16. 120周年に向けて221
17. 伝統は、次をひらめく。241
資料編251
編纂あとがき298

参考リンク

*このエントリーは、実業史研究情報センターのサイトで公開している「社史紹介」に先駆けて「速報版」として公開するものです。