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公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
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 『渋沢栄一展 : その92年の生涯 : 生誕150年記念』 【渋沢史料館,1990】

書誌事項

渋沢栄一展 : その92年の生涯 : 生誕150年記念
 東京 : 渋沢史料館, 1990
 [4]p ; 26cm
 注記: 展覧会カタログ ; 会期・会場: 1990年10月3日-10月13日:[北とぴあ] ; 主催: 渋沢史料館, 北区 ; タイトル情報源: 表紙

解題

渋沢栄一(1840-1931)生誕150年を機に渋沢史料館と北区が共催した展覧会の展示案内。日本の近代化に多方面から貢献した栄一の生涯を、年代やトピックごとの11項目にまとめている。約200点の資料展示は1990年10月開館の北とぴあ7階研修室(東京・北区)を会場に行われた。当時は青淵文庫を展示室・収蔵庫・執務室としていた渋沢史料館にとって、これは設備の整った会場での初めての展覧会であった。この時の展示構成が後に建設された渋沢史料館本館常設展示の基礎となった。

書影

『渋沢栄一展 : その92年の生涯 : 生誕150年記念』表紙

目次

項目ページ
開催にあたって2
 ・在郷時代2
 ・幕臣時代2
 ・大蔵省時代2
 ・実業界時代2
 ・世界の平和は子供から2
 ・国民外交のリーダーとして3
 ・そして、グランド・オールド・マンとして3
 ・教育3
 ・福祉・医療3
 ・受爵3
 ・飛鳥山3
渋沢栄一略年譜4

現在の渋沢史料館常設展示の構成

1 郷里にて
2 幕臣となる
3 維新政府の一員に
4 実業界を築く
5 民間外交を担う
6 社会・公共事業を推進
7 栄一と家族たち
8 手紙にみる幅広い交流
9 91年の生涯を終えて
A リフレッシュコーナー
 ・飛鳥山の渋沢邸
 ・渋沢栄一肖像写真
 ・渋沢栄一の著作
B 書画コーナー
C 竜門社の歩み

同時期に開催されたシンポジウムの内容

タイトル : 生誕150年記念シンポジウム 現代に生きる渋沢栄一−21世紀の理想的指導者像−
日時 : 1990年10月13日
会場 : 北とぴあ つつじホール
基調講演 : 「栄一が見たパリ−一日本人の日記」 講師 ドナルド・キーン
パネルディスカッション:
  パネリスト
   島田昌和(明治大学大学院博士後期課程)
   山名敦子(文教大学非常勤講師)
   片桐庸夫(群馬県立女子大学助教授)
   木村昌人(関東学園大学助教授)
  コメンテーター
   大城ジョージ(桜美林大学助教授)