渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』の最新号が刊行されました。
渋沢栄一および財団関連記事は以下の通りです。
- 【渋沢栄一のことば】 …… 表紙裏
- 新年山といふ御題にてよめる 栄一
今日といへばまた新しく見ゆるかな
初日匂へる雪の不二のね (明治三八年)- 『渋沢栄一訓言集』より
○人格修養の工夫は種々あろうが、儒道の忠信孝悌は、権威ある修養法である。人は忠信孝悌を重んじて、根本的の修養に努め、さらに進んで智能の啓発に力をつくさねばならない。忠孝の徳がなければ、智能も役に立たぬと同時に、智能を啓発せざれば、忠孝の道が明らかにならない。両々相侯ちてここにはじめて完全の人となり得るのである。
○論語は近来大いに世間に流行するが、ただ無意味に読むだけでは、骨董いじりと同じである。仁義道徳をもって富力を増進し、それを経国の資料としてこそ、はじめて時勢の真要求に適うものである。- 年頭のご挨拶 プロジェクトの深化、推進に注力 / 渋沢雅英 …… p.2
- 【読者のコーナー】 畑土地売買契約書発見 …… p.7
- 近年の話題からみた大隈重信と渋沢栄一 / 金子祐正 …… p.26-29
- 生糸に結ばれたあまたの縁 : さいたま絹文化研究会余話 / 町田尚夫 …… p.30-34
- 評伝 藤原銀次郎 (3) / 植地勢作 …… p.36-41
- 渋沢栄一関連会社社名変遷図 〔77〕銅山 A …… p.42
- 【渋沢財団 史料館だより】 No.380 「情報資源化」の基盤整備 …… p.46-47
- 【史料館の窓】 普通救命再講習を受講しました …… p.48
- 【表紙絵のことば】 山辺丈夫旧蔵 懐中時計 東洋紡株式会社所蔵 …… 裏表紙裏
- 書簡コーナー 手紙による幅広い交流 尾高惇忠と渋沢喜作 : 富岡製糸場にまつわる手紙, 書画コーナー 寄贈書画展 …… 裏表紙
- 機関誌『青淵』
〔財団概要|公益財団法人渋沢栄一記念財団〕
http://www.shibusawa.or.jp/outline/seien/