書誌事項
青淵. 第447号
東京 : 渋沢青淵記念財団竜門社, 1986.06
212p, 図版2枚 ; 21cm (竜門社創立百周年記念特集)
解題
渋沢栄一を慕う書生たちにより1886年(明19)発足した竜門社は、1946年(昭21)(財)渋沢青淵翁記念会との合併により渋沢青淵記念財団竜門社となる。発足から100周年を機に、1986年(昭和51)6月の機関誌『青淵』第447号を「竜門社創立百周年記念特集」として発行。口絵に続く144ページにわたる「渋沢青淵記念財団竜門社百年史」は通史と資料からなり、通史は年代順のトピックごとに竜門社の足跡を記し、資料には財団の寄付行為や名簿、栄一の講演目次等を掲載。その後は通常号の記事で、百周年に因んだ連載記事「『竜門雑誌』の航跡」も掲載。なお「渋沢青淵記念財団竜門社百年史」は抜刷が刊行されている。
目次(本文より採録)
コラム・特集名 | 記事タイトル : 副題 | 著者(所属等) | ページ | |
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表紙絵 | 内堀風景 | 渋沢秀雄 | 表紙 | |
[口絵] | 生みの親 社長渋沢篤二 | 巻頭 | ||
[口絵] | 名付け親 尾高惇忠 | 巻頭 | ||
[口絵] | 深川福住町の渋沢邸 | 巻頭 | ||
[口絵] | 名誉会員 渋沢栄一 | 巻頭 | ||
[口絵] | 和歌 渋沢栄一作並びに書 明治29年9月 | 巻頭 | ||
[口絵] | 竜門社総会 明治24年10月19日東京銀行集会所にて | 巻頭 | ||
[口絵] | 竜門雑誌の合本 | 巻頭 | ||
[口絵] | 渋沢史料館展示室 | 巻頭 | ||
[口絵] | 寿杖授贈のあとで 昭和58年春の総会場にて | 巻頭 | ||
[口絵] | 深川渋沢邸の書生部屋 明治35年頃 | 巻頭 | ||
[口絵] | 渋沢青淵翁没後50周年記念会 昭和56年11月10日 講演中の土屋喬雄 | 巻頭 | ||
渋沢青淵記念財団竜門社百年史 | 渋沢青淵記念財団竜門社 | 1-144 | ||
第1部 通史 | 7-105 | |||
第1編 明治期 | 7-29 | |||
第2編 大正期 | 31-49 | |||
第3編 昭和前期 | 51-73 | |||
第4編 昭和後期 | 76-105 | |||
第2部 資料 | 106-144 | |||
第1編 現勢 | 106-115 | |||
第2編 歴史資料 | 116-144 | |||
渋沢栄一のことば | 夏旧懐 ; 『青淵先生訓言集』より | 渋沢栄一 | 145 | |
随想 | 『論語と算盤』を読んで | 横田弘之(城西大学経済学部講師) | 146-147 | |
随想 | 通勤電車 | 野口八郎(九耐築炉工業(株)監査役) | 147-148 | |
随想 | ハレー彗星と私 | 古木俊雄(社会教育評論家) | 148-151 | |
短歌 | 奉祝“竜門社創立百年” | 坂口謹一郎(日本学士院会員 東京大学名誉教授 農学博士 (文化勲章受章者)) | 149 | |
随想 | 続 「自伝をわが子に」 | 石川忠延(元第一電子工業(株)常務) | 151-152 | |
随想 | マネー情報時代物語 | 吉田駒三(前協同飼料(株)社長) | 152-153 | |
地震 | 穂積重行(大東文化大学教授 歴史学会会長) | 154-158 | ||
徳川時代の良妻心得 : 商家式目にある妻の心得 | 158 | |||
四季の自然 | キンシバイ | 小林義雄(元農水省林業試験場勤務) | 159 | |
カレワラの国 | 有馬朗人(東京大学理学部長 理学博士) | 160-163 | ||
美の倉 | 渡辺与平 「ネルのきもの」明治四十三年 | 細野正信(東京国立博物館建築室長) | 164-165 | |
科学 | 海の奈落の案内人シロウリガイ | 奥谷喬司(東京水産大学教授 理学博士) | 166-168 | |
アイスランドに住んでみて | 菅原邦城(大阪外国語大学助教授) | 169-171 | ||
多摩川台公園の四季 | 斉藤栄三郎(参議院議員 商学・法学・文学博士) | 172-173 | ||
豆本収集の愉しみ | 山口大二(東京海上火災保険(株)元監査役 (株)東京コンファス社長) | 174-176 | ||
人の情け : インドの田舎のおばあさんたちのこと | 坂田貞二(拓殖大学教授) | 177-180 | ||
快便健康法 : 条件反射を応用“一日一回”(新赤坂クリニック院長・医学博士 松木康夫氏著『花の熟年時代を』より) | 180 | |||
渋沢栄一と徳川昭武(その四) | 須見裕((財)水府明徳会監事 (著述家)) | 181-185 | ||
記憶の断片(『散歩人生』より) | 渋沢秀雄著 | 185 | ||
講演 | 緊迫する国際情勢と日本の進路 : (2月13日 月例講演 於第一勧業銀行) | 加瀬英明(日本安全保障研究センター 理事長) | 186-198 | |
青淵俳壇 | 成瀬桜桃子選 | 199 | ||
『竜門雑誌』の航跡(14) | 仏蘭西(フランス)の国情(上) | 穂積律之助(工学士) | 200-203 | |
図書紹介 | 細野昭雄・恒川恵市著『ラテンアメリカ危機の構図』有斐閣、1986年4月刊 | 深沢敏樹(有斐閣) | 204 | |
図書紹介 | 玉木重輝著『高昌国物語』白水社、1986年2月刊 | 藤原一晃(白水社) | 204-205 | |
表紙絵について | 渋沢青淵記念財団竜門社編集部 | 205 | ||
史料館だより No.40 | 我楽多問答 | 渋沢史料館 | 206-207 | |
昭和六十年度決算諸表と昭和六十一年度予算書 | 渋沢青淵記念財団竜門社 | 208-212 | ||
竜門社だより | 岡崎支部講演会 ; 海匝支部講演会 ; 法人新入会(三月〜四月) ; 編集後記 | 渋沢青淵記念財団竜門社 | 213 |
標題紙と目次ページ
外部機関の所蔵データほか
NDL-OPAC / CiNii Books / Worldcat / NDL Search / Webcat Plus / Googleブックス 1,2
関連エントリー
- [栄一関連文献][文献解題] 『渋沢青淵記念財団竜門社百年史』 【渋沢青淵記念財団竜門社,1986】
http://d.hatena.ne.jp/tobira/20130524/1369360015 - [栄一関連文献][文献解題] 「竜門社創立七十周年記念特集」(『青淵』第92号) 【渋沢青淵記念財団竜門社,1956】
http://d.hatena.ne.jp/tobira/20150807/1438920080
参考リンク
- 渋沢栄一記念財団の沿革(旧財団名 渋沢青淵記念財団竜門社)
〔沿革 | 財団概要 | 公益財団法人渋沢栄一記念財団〕
http://www.shibusawa.or.jp/outline/history/