渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』第855号（2020.06）が刊行されました。
渋沢栄一および財団関連記事は以下の通りです。
- 【渋沢栄一のことば】 …… 表紙裏
- 肖像（撮影年次未詳） （『渋沢栄一伝記資料』別巻10より）[写真]
- 『渋沢栄一訓言集』より
○ いかにみずから労苦して築き上げた富にても、これを自己一人の専有物と思うは、大いなる了見違いである。人は己れ一人のみで何事もでき得るものでなく、国家社会の保護があればこそ、富みかつ栄えて、安全に生活することができるのである。もし国家社会の保護がなかったならば、満足にこの世に処することは、不可能である。されば富が増せば増すほど、社会の助力を受けることが多くなるわけであるから、この恩恵に対する報酬として、救済事業に力をつくすは、すなわち当然の義務で、できるだけ社会のためにつくすが、富者の本文と言うべきものである。- 現代の渋沢栄一たち : 経営者インタビューシリーズ. 27 : 「志がはっきりすればいくらでも頑張れる、『論語と算盤』は志を持つきっかけとなってくれるのです」 / 栗山英樹, 守屋淳, 井上潤 …… p.10-18
- 「ジュンチュウ」か「あつただ」か : 名前の話あれこれ / 沢出晃越 …… p.38-40
- 【「せいえんひろば」】 新規維持会員のご紹介 (一月～三月) …… p.41
- 雑誌・書籍に見る渋沢栄一. 『青年公論』より 「青年処世の要訣」 …… p.41-43
- 【渋沢財団 研究センターだより】 No.440 <出版記念シンポジウム> 渋沢栄一と「フィランソロピー」シリーズ第5巻「国際交流に託した渋沢栄一の望み : 「民」による平和と共存の模索」 …… p.47-46
- 【史料館の窓】 「渋沢栄一宛て書簡」再考 …… p.48
- 機関誌『青淵』
〔財団概要｜公益財団法人渋沢栄一記念財団〕
https://www.shibusawa.or.jp/outline/seien/
