情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

『青淵』第863号(2021.02)

渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』第863号(2021.02)が刊行されました。
渋沢栄一および財団関連記事は以下の通りです。

  • 渋沢史料館リニューアルオープン …… 表紙裏
  • 渋沢栄一のことば】 …… p.2
    • 栄一 (大蔵省出仕時代)(『渋沢栄一伝記資料』別巻10より)[写真]
    • 渋沢栄一訓言集』より
      ○ いかなる人を士と言うべきか。実業家もまた士である。この士たる者の経営するところの商工業の最終目的は、すなわち国家をして、富みかつ強からしめるにある。
      およそこの国家というものは、商売とか、工業とかいうものが基礎になってそれを進めて行くにおいて、政治とか軍事とかいうものがあるので、大きくいえば国であり、小さくいえば人である。さればその人、その国の生存上最も必要なるは実業である。この実業の力を強くするのが、すなわち国の富を強くする所以である。かかる主義をもって欧米の国ぐには進みつつある。しかるに維新当時の日本は、実業に従事する者が、ただ政治家の奴隷手足ごとく扱われていた。これではとうてい国の富を増し、国の力を張ることはできない。したがって国が弱いのである。貧しいのである。これ余の当時において最も憂苦したところである。
  • 「歴史」はどこまで許されるか : あるハンセン病者と渋沢喜作一族のこと / 平井雄一郎 …… p.10-13
  • 東京駅と深谷駅 : 日本の近代化を支えた深谷の煉瓦 / 沢出晃越 …… p.17-20
  • 雑誌・書籍に見る渋沢栄一. 『新時代処世読本』より 「資本より信用」 …… p.39-41
  • 【「せいえんひろば」読者のコーナー】コントレイル無敗三冠 …… p.42
  • 【「せいえんひろば」】「論語とそろばん」セミナー2021 …… p.43
  • 【渋沢財団 情報資源センターだより】 No.448 企業史料協議会初のオンライン・シンポジウムで企業アーカイブズにおける「つながること」の大切さを訴える …… p.47-46
  • 【史料館の窓】「忠恕(ちゅうじょ)」の精神 …… p.48
  • 2020 Autumn RENEWAL OPEN [渋沢史料館広告] …… 裏表紙