渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』第873号(2021.12)が刊行されました。
渋沢栄一および財団関連記事は以下の通りです。
- 見つけよう、「渋沢栄一」。渋沢栄一デジタルアーカイブ [情報資源センター広告] …… 表紙裏
- 【渋沢栄一のことば】 …… p.2
- 第一国立銀行(明治30年頃)(『渋沢栄一伝記資料』別巻10より)[写真]
- 『渋沢栄一訓言集』より
○ 経済事業は、すべて富を得るをもって目的とするものであるが、われも富み人も富み、而して国家の進歩発達を助ける富にして、はじめて、真正の富と言い得るのである。
自分の従事する事業、もしくは企てたる仕事はすべて道理によって、成功を期すべきものであって、単に金が儲かるからというのみをもって、目的とするのはよろしくない。もし金儲けのみを目的とするならば、あるいは人にさえ知られなければ、盗賊をするのが一番早道だという極端に走らぬとも限らない。要するに人の世に処するには、己れ自身も成り立つようにしなければならないが、その国の発達を図るのが第一の務めである。この務めを満足せしめようするならば、他人の物を、わが手に集めるというごときは決して国の富を増す所以でなく、ただ人の物をわが手に取るに過ぎないのである。すなわち我れ独り富むは、決して真正の富ではない。果たしてしからば、事業はただ金を多く儲けさえすれば、それで成功であるというのは、すこぶる道理に背くものであると言わねばならない。- 渋沢栄一と養育院巣鴨分院の子どもたち / 栄畑南美 …… p.10-12
- 渋沢栄一と石橋湛山 : 『徳川慶喜公伝』への眼差し / 小林敏男 …… p.13-15
- 雑誌・書籍に見る渋沢栄一. 『商店雑誌』より「娯楽の必要」 …… p.39-43
- 【せいえんひろば】新規維持会員のご紹介 …… p.43
- 【渋沢財団 研究センターだより】 No.458 『論語と算盤』オンライン読書会 第10期が始まりました!/「論語とそろばん」セミナー2022 現在企画中/渋沢栄一と「フィランソロピー」第7巻 編集作業が進んでいます …… p.47-46
- 【史料館の窓】レファレンスからの活動の広がり …… p.48
- 企画展 渋沢栄一から妻 千代への手紙 : あらあら めてたく かしく [渋沢史料館広告] …… 裏表紙
- 機関誌『青淵』
〔財団概要|公益財団法人渋沢栄一記念財団〕
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