情報資源センター・ブログ

情報の扉の、そのまた向こう

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一、社史を始めとする実業史、アーカイブズや図書館に関連する情報をご紹介しています。

『青淵』第879号(2022.06)

渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』第879号(2022.06)が刊行されました。
渋沢栄一および財団関連記事は以下の通りです。

  • 見つけよう、「渋沢栄一」。渋沢栄一デジタルアーカイブ [情報資源センター広告] …… 表紙裏
  • 【渋沢栄一のことば】 …… p.2
    • 視察中の渡米実業団一行 (『渋沢栄一伝記資料』別巻10より)[写真]
    • 『渋沢栄一訓言集』より
      ○ 古来権臣が、国家をわが物として、為政者という立場を忘れ、私利、私欲をもって、横暴を逞しうするの極、ついに国家を紊乱したる例は乏しくない。かの藤原氏のごときは、代々その女を皇室に入れ、舅姑血族の関係に立って、政権を擅にし、また平清盛のごときも、その一族にして昇殿を許されたるもの、六十余人に及び、平氏に非ざれば人にあらずといわれるまでに跋扈したが、みなその勢いの順調なるに油断して、反省力を失い、自然に驕慢放縦の悪習に流れ、ついに国を乱し、家を滅ぼすに至ったのである。
      ○ 威力を乱用して、侵略を事とするは、覇者の道である。わが国家の率由するところは、仁義道徳に基づく王者の道である。
      ○ 人はいかに偉くとも、認識する者がなければ分からない。つまり社会が、その人の本能を認識すればこそ、偉くなれるのである。この点から見ても、人は国家的観念を忘れてはならないことがわかる。
  • 令和四年の兜町へ。 : ライブラリー&バー『青淵-Ao-』を訪ねる / 鈴木紗耶香 …… p.3-5
  • 【趣味】世界遺産下鴨神社の蹴鞠はじめ : 鞠を蹴ってみませんか / 小松明 …… p.24-26
  • 雑誌・書籍に見る渋沢栄一. 『太陽』より「余が渡米の使命」 …… p.37-42
  • 【「せいえんひろば」】新規維持会員のご紹介 (一月~三月) …… p.43
  • 新規書籍 渋沢栄一とフィランソロピー 7 渋沢栄一はなぜ「宗教」を支援したのか : 「人」を見出し、共鳴を形にする 渋沢史料館オンラインショップにて販売中 [広告] …… p.43
  • 【渋沢財団 研究センターだより】 No.464 「論語とそろばん」セミナー2022 渋沢栄一を多角的に知ること/『論語と算盤』読書会第10期 「道徳」は進化するのか?/渋沢栄一と「フィランソロピー」第7巻 渋沢栄一はなぜ「宗教」を支援したのか 刊行 …… p.47-46
  • 【史料館の窓】 初心を忘れることなく …… p.48
  • 開館40周年企画展 一点一話 [渋沢史料館広告] …… 裏表紙